日々徒然日記
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2006年05月09日(火) 好きだ、/ラストデイズ

「好きだ、」

空気がきれいだなぁ。
夕闇の川べり、薄暗い室内、台所にいる生きているような死人のような姉、沈黙の中の息遣い、唇の動きだけで読み取る言葉
いろんなものの空気がきれいにまとまった、静かな映画。面白い面白くないの尺度でいけば、面白くないと思います。エンターテイメントに欠かせない盛り上がりなど一切なく、本当に静かに静かに流れていく映像と静かな音楽。ただそれだけ。

ラストの永作博美の唇の動きだけで話すシーンがすき。



「ラストデイズ」

なんか色々話題ですね、この映画。まぁニルヴァーナのカート・コバーンの死に題材を得ているからだとか。
ニルヴァーナ、実は聴いたことありません。音楽好きなら一度は通る、名盤中の名盤らしいですが私はちゃんと聴いたことありません。予告編で流れる曲くらい。
さて内容ですが、よく分からなかった。結局人は孤独だということなのか?
結論などないのでしょうが、この映画の主人公ブレイクは誰一人にも心を開いちゃいないし、誰にも心を開かれていなかったように感じます。
台詞があんまり意味をなしていないので、一回観ただけじゃわからないのかもしれない。

でもやっぱり観た後孤独感強くなるなー・・・。
一緒に住んでいた仲間らしき人は自分のそばを離れていって、自分が死んだあともさらに離れていく。やっぱり人は孤独だってことか。


ブレイクのファッションがとてもかっこいい。その一言に尽きます。うーんグランジ!


ユーリ

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