ぽあろの音楽旅日記
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2001年04月05日(木) |
第61回 入場テーマ曲の魔術 |
プロレスラーの入場テーマ曲、の話です。僕は結構プロレス好きで、最近は生観戦こそしないものの、TVや雑誌やネットでよくチェックしています。この、プロレスの大切な要素として「入場テーマ曲」があります。前の試合が終わって、ざわついている場内をビシッとしめる、そんな魔力があるんです。選手のイメージにぴったりあったテーマ曲、それに乗って堂々とリングに歩を進めるレスラー、待ち構える相手選手、鳴り止まぬ歓声・・・。 今日は、そんな中のいくつかを。
☆「サンライズ」〜スタン・ハンセンのテーマ 今年、惜しくも引退したスタン・ハンセンは僕の大好きなレスラーの一人です。「ブレーキの壊れたダンプカー」の異名どおりの暴走ファイト、それを彷彿とさせるのがこの「サンライズ」です。TV番組でも良く使われています。 ☆「怒りの獣神」〜獣神サンダー・ライガーのテーマ 今活躍している「マスクマン」のなかで、最もマスクマンらしさを湛えている選手です。曲はアニメ「獣神ライガー」の主題歌ということもあり、カラオケにも良く入っています。僕自身は、レスラーのテーマ曲に歌声が入っているのは嫌いなのですが、ライガー選手の場合は存在自体が「ヒーロー」ですから、こういう曲もありですね。 ☆「J」〜ジャンボ鶴田のテーマ 早世が惜しまれる鶴田選手。レスラーとしてはそのスケールの大きさが素晴らしく、いまだに「最強説」が根強い選手ですが、非常に爽やかなイメージも併せ持っていた稀有な存在だと思います。その爽やかさがレスラーとして「?」だったのかもしれません。この曲も強さよりはそんな明るさを感じさせる曲です。
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