ぽあろの音楽旅日記
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2001年01月27日(土) |
第7回 お気に入りのマーチ |
マーチ、というとどうしても「運動会」の入場行進を思い出します。小五からブラスに入った僕としては、入場行進をしたことは4回しかないことになりますね。しかもそのときの記憶はかけらもありません(笑)。運動会の入場行進で演奏する、それがマーチの思い出です。 小学校では「旧友」を中心に2、3曲で構成していたかと思います。中学になると曲数はずっと増え、「士官候補生」「祝典行進曲」といったマーチの名曲や「サンライズ・マーチ」「キューピッドのマーチ」などの過去の吹奏楽コンクール課題曲、さらに「ポパイマーチ」といったポピュラー曲もやりました。 いまだに覚えていることがあります。中学の体育の先生に塚田先生(実名出していいのかなあ)という面白い先生がいらっしゃいました。体育教師にとって一世一代の晴れ舞台(?)である体育祭、そこで塚田先生は「ダン塚田」(わかるかな、この元ネタ)に変身し(といっても名前かえるだけですが)、吹奏楽の先生から指揮棒を奪い、「私、ダン塚田が指揮をする!」と宣言し、「ポパイ・マーチ」を指揮したのです。この曲は(ほとんどのマーチがそうですが)2拍子の曲なんですが…ダン塚田氏は見事に3拍子の指揮をしてくれました。ワルツじゃないんだから…。 部員は爆笑しながら必死に演奏しました。ダン塚田氏のタクトのテンポがゆるくなると演奏も遅くなり、行進も遅くなり(笑)。そしてすごいことに(単なる偶然ですが)、ダン塚田氏はその3拍子できっちりと曲をまとめて見せたのです!いまだにポパイのテーマ曲がかかるとこの一件を思い出し笑ってしまいます。 さあ、話がかなりそれました(笑)。僕の一番のお気に入りのマーチをご紹介しましょう。 好きなマーチはたくさんあります。「双頭の鷲の旗の下に」「ワシントン・ポスト」「国民の象徴」などなど…。でもいちばんとなると、マーチ王スーザの「美中の美」です。タイトルどおり美しい曲で、それでいてマーチらしさも残している名曲です。といいつつ、現在この「美中の美」が入っているCDを一枚も持ってないんですよね…。さがさなきゃ。
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