ぽあろの音楽旅日記
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2001年01月20日(土) |
第1回 ベートーベン交響曲第5番「運命」 |
この「音楽旅日記」では、僕が触れてきた音楽についてのいろいろを、 書き綴っていこうかな、と考えています。
小5からブラスをはじめ、小6でクラシックに目覚め、 高1でクレイジーキャッツにはまり、 社会人になってからEW&F、タンゴ、ジャズと流浪の旅に。
音楽と文章書きが大好きな、ぽあろの音楽旅日記です。よろしく。
一回目に何を書こうかな、と考えて、「最初に自分の小遣いで入手した音楽にしよう」ということにしました。で、それが何かとさかのぼって思い出していくと「運命」になるんですね、やなガキですね(笑)。 小学校6年のとき、クラシック好きの友達に刺激されたのがきっかけです。ある日友達が「クラシックのコンサート行ってきたよ!」と自慢(本人に自慢する気持ちはなかったと思いますが)してくれたので「よおし僕だって」となったんです。 友達が行ったのは新日フィルの「展覧会の絵」の公演で(それを今でも覚えている自分が不思議)、僕もレコード店で「展覧会の絵」を探したんです。でも、「どんな曲か知らんぞ?」と思い、知っている(つもりだった)「運命」にしました。
☆カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 最初に買ったものです。カセットテープ版で、今はもう持っていません。自分のぜんぜん知らない「運命」を思い知らせてくれ、僕がクラシックにのめりこんだきっかけとなりました。 ☆C・クライバー指揮 ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団 現在、「運命」のCDは5枚持っていますが、繰り返し聴くのはこの盤だけです。何か見えない、大きな力で全身をぐぐぐっ、と押される感じ。聴き終わるとぐったりします。それはサウナで我慢して我慢して、たまらず飛び出して水風呂に漬かったときのぐったりに似て(なんちゅう例えだ)、なんとも爽快なのです。
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