■867号室のぐだぐだコラム■
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 帝都物語

すげーよ…すげーよキュウちゃん…
いや…それ以外に言うことないし。


えーと…前評判が良すぎてガックシって感じです。
もっとコテコテの大正&明治な雰囲気と、
勝新とエースのジョーの活躍を期待していたので…
そして展開が早く、ロマンの欠片もない…と。
原作小説は読んでいないけれど、
壮大さとか緊迫感とかキャラの繋がりとかが
滲み出ているに違いない、と感じる映画でした。

端的に言うと…
「2時間の映画にするには無理があるだろ。たぶん。」
…ってところでしょうか。

でも特撮とかすごいですよ。丁寧で。
コマ撮り感がいい味出してるんです。
ただ明治の街中なんかは良いんですが、
平将門の首塚は手を抜きすぎでしょう。
(あれだけの撮り方ができるんだからもっとできると思われる)

しかし当時にしてみればかなり異端な映画でしょうなぁ…
「陰陽師」が登場した初の映画だとか。
この作品で「陰陽師」なる単語が一般化(?)したそうですよ。

とか何とかいいつつ、ただ単に「噂の島田久作の怪演」に
興味をそそられて見たので、その点では90%の満足ですな(笑)


2003年04月08日(火)
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