掃除・洗濯,テレビ,第17回池袋演劇祭大賞『金閣炎上』,染み


 「セレブの休日」プランで優雅な朝食を頂いて、帰りの新幹線は席も取れて、東京に戻る。

 大掃除、洗濯。終わらないまま夜になり、テレビを見続けてしまう。
もともと歌謡曲好きなので「レコード大賞」と「紅白歌合戦」も見てしまった。
こういう大晦日は久し振りだ。

一番良かったのは「ジャニーズ・カウントダウン」。
なんと言っても名曲が多いし、若くて元気な男の子たち100人は見ごたえがあった。
ジャニーズは一人一人はカッコよくないが、集団として偉大だ。
SMAP抜きでもこのパワー。Si!俺たちは昔から、負け知ら〜ずぅ♪だねぇ。
くだらないおしゃべりやゲームじゃなくて、歌と演奏とダンスの怒涛のメドレーが気持ち良かった。

 今週のいつだったか、豊島区舞台芸術振興会から会報『舞台人』が届いた。
9月に池袋演劇祭の審査員をやったが、審査員と演劇人の意見交換会も表彰式も参加しなかった。
会報で大賞が劇団俳小の『金閣炎上』と知って、少し嬉しく思う。

池袋演劇祭で見た舞台は、たまたまかもしれないが、どれもつまらなくてすっかりやる気をなくした。
最後に後半だけ見た『金閣炎上』は地味ながら、いい作品だと思った。
44演目のうち見たのが5本、そのうちの1つが大賞というのはラッキーかもしれない。
それでも「全編見なくては!」と思わなかったところが寂しい、池袋演劇祭のレベル。

しかし、東京23区で他にも演劇祭をやっている区があるのか知らないが、これは良いことなので続けて欲しいし、舞台好き豊島区民としては「つまんねー!」で済ませてはいけないような気もする。
もっと面白い劇団に参加してもらえばいいんだよな。よーし。

 0:00に彼にメール送信。混み合うので時間通りに着いているかはわからないが。
「昨年は私にとって忘れられない年になりました。(略)の恋人になれるなんて、女に生まれて良かった!
今年も可愛がって下さいね。
私は…(略)…二人がもっと仲良くなれるように、もっと深く濃く熱い関係になれるように、愛に生きます。」

などと言い、彼からもラブラブメールが届き、ムフフ。

と思っていたらすぐ後に、宛先違いらしきメールが届いて、いきなり奈落。
「どういうこと?」とメールしても反応がなく、暫くして言い訳電話がかかって来た。
あやしーい。
「気をつけてね!」と強く言ってしまう。
「はい」と彼。

心に染みが広がっていく。
彼の言い訳を信じるべきか?嘘だとして、だったら何だって言うんだ。
私だって他の男の人たちと「あけおめ、ことよろ」やってるし。どうってことない。

でも…。気にしたくないが、気になる。
2005年12月31日(土)

抱茎亭日乗 / エムサク

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