『枉駕』,臭いフェチ


 彼は仕事で忙しくしてるのに、私は働かずに遊んでばかり。ヤバイ。

 母と3ヶ月ぶりに食事。東久留米の四川料理『枉駕』。
ランチではなくディナーのコース。二日酔いだが自家製果実酒と甕出し紹興酒。
美味い!多分東久留米では一番、西武池袋線沿線でも有数の店だと思う。

母は、毛皮をペナルティなしでキャンセルできたことを「私も随分あの店で買ってるからね」と言うが、私は、私の涙うるうるの訴えが効いたと思っている。
ブティック・オーナーは本当に心配してた。

母が心配な状況であることは確かで、人と食事をするのも久し振りだし、最近は体操やコーラスも休みがちだという。

母にしてみれば心配なのは私の方で「収入がなくてどうするの」。
「とりあえず年内は大丈夫」
しかし厳しいお正月になりそうで恐い。

 新座の実家に電気ストーブをとりに行く。
母は宅急便で送ることさえできないと言うから、私がキャリーカートを牽いて持って帰る。
今まで使っていたのより大きくて暖かそう。

時計ももらってきたのだが、実家には止まったままの時計が幾つも。
大丈夫か、お母さん。

 恋多き女友達からメール。「臭い」について。

>臭いの相性ってあるんだろうなあと。

「へえ!臭いフェチとはしらなんだ。

あるでしょうね。私は臭いの強いのは苦手だわ。
好きな人が臭くてコリャ駄目だ、というのもあったわ。
でも、自分の臭いも気になる。婦人科系の手術をしてから特に気になる。」

> だんながなんでさわれないかというときに、40すぎてから、体臭や口臭がでてきた
> ことがある。これが、いい臭いじゃない。それだけじゃないけど、それもあるよなー。
> あと体臭はいいけど、口臭は許せないんだよなー。

「それは歯とか胃や内蔵に問題があるのかもよ。言ってあげた方がいいのでは。
好きじゃないから気になる、というのもあるかもね。
私は内縁夫に『臭い』と言われて、歯医者に行ったら『全然臭くないですよ』。
あれは他に女がいたので私とチュウをしたくなかったんだわ!きっと!!」
2005年11月24日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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