毛皮問題,本田美奈子,理想の男


 母が気が狂って毛皮を買ったブティックに電話。
サイズ直しの仮縫いが終わって形になってしまっているのかと思ったら、そうではないらしい。
サイズ直しがなければ、損害も少なかったのでは。
あの日「袖を広げたりしたら重くなるし、かっこ悪いのに」と思いながら母の勢いに負けて何も言わなかった自分を反省。

 8日に慶應義塾大学病院で偶然会ったNさんからメール。

> 本田美奈子さんのこととか今週はあって、またいろいろ
> 考えちゃったわ。でも人は誰でも死ぬし、死ぬまでは生きるし、
> 副作用とかしんどくてもとりあえずは明日、来週、来月には
> 死なないし、だったらそれまで好きなことしたり人にあったり
> できるんだしね。
> のんびりやろうと思ってます。またおしゃべりしようね〜

「そう、新座の隣の朝霞出身だし、本当に彼女の歌はよく歌ったし、『ミス・サイゴン』も見たし、先日『2005年のマリリン』(本田美奈子とは何の関係もないですが)とかやったばかりで、かなり悲しいです」

会社員時代の先輩Sさんから喪中のお知らせ葉書。
彼女が『ミス・サイゴン』の熱烈なファンだった事も思い出す。
会っていろいろ話したくなる。

 彼とデートの話、仕事の話。
昨日『理想の女(ひと)』を見てうっとり、かっこいい!と思っていたが、気がつけば彼は私の「理想の男」なのだった。
突然で意外だったが、ずーっと「こういう人とこういう関係がいい」と思い描いていた状況に、多分今ある。

『理想の女(ひと)』も「理想の男」もNさんも本田美奈子もすごい頑張って、素敵。
私も何かやらなきゃ。
2005年11月12日(土)

抱茎亭日乗 / エムサク

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