『太古八』,『スーさん』,ギネス君

 評論家三上治さんの憲法問題イベントに出掛けようとしていたところへギネス君から電話。
誕生日当日は都合が悪いので今日はどう?と言われる。
憲法も重要だがギネス君のお誕生日イベントも大事だ。

「伊勢海老、鮑、松坂牛」と言ってたので東雲『ネプチューン』を考えていたが、月曜定休。
「29歳だから肉?」と言ったら笑っていたが、誕生日ディナーが焼肉というのもどうなんだ?
で『太古八』。

家を出る時降り初めた雨は、待ち合わせた目白駅でドシャ降りになる。
ギネス君は傘を持っていない。
傘を差していてもずぶ濡れになりそうな勢いで、駅構内に立ち往生する人大勢。
10分以上待って、仕方なく走る。まず銀行まで。
『太古八』は駅から2分ほどだが、やはり酷く濡れてしまった。

あくびでクビの話。ご主人の羽賀さんとギネスビールの話。
メールについて。アドレスは「後で教える」とギネス君。

羽賀さんに母の話。「お母さんらしいねえ。喧嘩してるところ目に浮かぶね」と言われる。

女将さんにチケットを譲ってもらった新勘三郎襲名興行で「獅童がいい顔してた」と言ったら「本人に伝えておくわよ」。おお、そういう仲なんだ。

ギネス君も『太古八』には満足した様子。いいお誕生日になったかな。

 帰る頃には雨も上がって、『スーさん』へ。ここはギネス君がご馳走してくれる。

 何も言わず我が家の方向へ。それはいいけど、ギネスビールのビンが4本入った彼のビジネスバッグを持たされる。なんでやねん?重いよー。

 部屋でギネス君に投げ飛ばされたりお尻を叩かれたりしたので、頭を叩き返したら怒って「帰る」と言う。
ドアの前に立って帰さない私。
「どいて」
「どかない」
「帰る」
「帰らないで」
「いたら殴るかもしれないから帰る」
「いや。私が悪かったから。ゴメンナサイ」
「帰るからどいて」
「やだ」
ドアをパンチするギネス君。本当に殴られるかと、怖かった。
殴ったら終わるし、帰ったら終わる。

「じゃあ言うことを聞く?」と折れたんだか方法変えただけかわからないギネス君。
この人、DV男か?SM趣味?酔っ払ってるだけ?
彼は私が意地悪をしていると言うのだが、違うよな?
2005年05月23日(月)

抱茎亭日乗 / エムサク

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