『太古八』 |
母の日は明日だが、『太古八』は日曜日お休みなので今日が私の母の日。 母が贔屓にしていた目白のブティックDさんが、お店を閉めて山口に帰るそうで、3人でお食事。
18時の待ち合わせに15分ほど遅刻。 池袋駅構内の花屋ではカーネーションの花束がなく、目白駅近くの花屋で、しょぼい花束を買う。
母は絶好調。 『太古八』のお客さんがキャンセルした勘三郎の襲名興行チケットを譲ってもらうことになって、大興奮。 私も行きたいが「2万円はない」と言ったら「いいわよ!」「いいの?」「後で!」 12日にはフラメンコ公演もあって、仕事もないのにそんなことしてる場合か?と思うが、せっかくなので行く。
「真理はこんな風に言うのよ」とDさんに話す母。 「私はそんなこと言わない」 「言いました」 「言ってません」 「いつもこれで喧嘩よ」 と毎度繰り返される会話。面白いのか?
最近一人で映画を見に行った母は 「一人だと男の人に話しかけられたりするから嫌なのよ」。 「私はいつも一人で行くけど映画館で話しかけられたことはない」 「『隙があるからだ』と言われたけど、そうかしら」 「親しみやすい雰囲気だからじゃない?」と接客のプロDさん。 「私は背も小さくて、童顔でしょ。よく、話しかけられるのよ」 「振り込め詐欺じゃないの?変な買い物しないでよ」と私。 恐らく、話しかけているのは母の方だと思われる。
同世代のDさんの女学校同窓会の写真を見て、「私が一番若いわ」と言う母。 ナンパされたとか声をかけられるとか言い張り合ってんだから、我が母とこの娘は、やはり似ているのかもしれない。 楽しくていいやね。
『太古八』のご主人羽賀さんの最近の作品を見せてもらう。 ますます鮮やかになる蝦蛄、ドジョウ。面白い。 出版計画に参画してもいいことになったので、やるぞ。
羽賀さんが何か言うと、立ち上がって叩こうとする母。 「憎らしいわね!」と言うが、羽賀さんはカウンターの中にいるので届かない。笑う羽賀さん。
皆さん楽しんでもらえたようで、良かった。
朝から「今日は飲めますか?」と言ってた『ご近所』のNさんは、私が「21時過ぎなら」と言ったら「待てない」。 待ってなくたっていいじゃない、と思う。 23時前に連絡したら「もう飲みあがりなかんじ」。つまらん。
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2005年05月07日(土)
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