『楽旬堂 坐唯杏』 |
18:30に『ご近所さん』Gから
> 忙しいかな?
とメール。
> かるーく、大衆居酒屋で飲まないかなーと思って
ケータイメールだとこういう一言ずつコマ切れの誘い方にならざるを得ないのか?失礼な感じ。
「今日?どこに何時?電話して下さい」と言っているのに
> 八重洲中央口で待ってます
> 七時半集合(^-^)
と勝手に決めてメールが来るし。
「無理です。池袋、もしくは大塚に8時なら行かれます」
と言っても電話は来ず、
> 池袋むかっているよ!八時厳守ね。
厳守しない。
大衆居酒屋はいいけど、どうせ知らないだろうから私の行きたい店に行く。 「焼き鳥屋と、日本酒の店とどっちがいい?」と聞いても「どっちでもいいよ、銀行のある方がいい」。 なのに日本酒の店『楽旬堂 坐唯杏』に着いたら「焼き鳥食べてえな。焼き鳥ないの?焼き鳥食いたい」。 「さっき焼き鳥屋にする?って聞いたじゃん」 「いいんだって、意味無い、意味無い!」 で、『楽旬堂 坐唯杏』には所謂焼き鳥はなく、鴨料理が2品あるだけだった。
「明日客と打合せなんだよー、やだなー」とG。 「やめれば」と私。 「え?」 「いやならやめればいいじゃん。ふざけんなって」 「だって無理難題を言われるんだぜ」 「当たり前じゃない、仕事なんだから。お客さんは最大限の希望を言うさ。それにどこまで答えられるかであなたの評価と給料が決まるんでしょ。お客さんがお金をくれるんだよ。会いたくないとか言ってる場合か」 などとニートな私が何を偉そうに、と思うが妙に感動しているG。 「そうか!そんな風に考えたこと無かったよ!」と何度も握手を求められる。
Gは議論好きらしい。アメリカ人が日本に来てホテルでも日本語をしゃべろうとせず英語で済まそうとするのが許せないとか。 「ふーん。私はどうでもいいけど、あなたはどうするわけ?許せないからどうするの?」 「どうするじゃないだろう。アメリカ人は未だに日本を占領国だと思っているんだ」 「そう?だとして許せない、って私に言って何になるの?許せないからどうするのよ」 「自分のことしか考えてないだろ。自分さえ良ければいいのか」 「違うよ。日本に来たアメリカ人のことを考え、ホテルの従業員のことを考え、別にいいじゃないかと思ってんだよ」 「俺は、少林寺拳法を習いに来たアメリカ人が英語を話すから『日本語をしゃべれ』って言ったんだ」 「それはいいと思うよ。自分はこうする、って話じゃん。で、そのアメリカ人はどうしたの?」 「片言の日本語を話したよ」 「いいじゃない、それで。素晴らしい」
メールに絵文字を使え、とG。断ってるのに、別れた後も何回も絵文字を入れろとメールを寄越す。 絶対使わない。
ご馳走して好き放題言われて、これでストレス解消になるのか?と思うが結構楽しいそうで、ようござんした。
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2005年04月21日(木)
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