校正技術講座,『竹ちゃん』,『Favela』 |
校正の派遣会社主催の技術講座で江戸川橋。 開始時間の13時ぴったりに着くはずが、ビルを発見できず5分遅刻。 満席で椅子がない。前方端のデスクにお尻を載せて話を聞く。 昨日の足の裏の痛みはまだ取れず、辛い体勢。
暫くしてパイプ椅子を持ってきてくれる。良かった。
通販カタログの印刷工程などは毎号進化していて、それに伴って校正の作業もどんどん変っているのだろう。 今までとどう変って、これからどうなっていくのかという系統立てた話を聞くのは初めて。 恐らくかなり基本的なことも知らずに今まで仕事していたのかと思うと怖くなる。 しかし多分クライアントの方が更にわかってなくて、なんとかなっていたのかも。
講座はこの後も何回かあるらしいが、仕事は暫く無いようだ。困った。 「ニートだね、これじゃ」と高校からの友人Mと話す。
講座終了後、神楽坂の居酒屋『竹ちゃん』で懇親会。 ライター、編集の経験がある人も多く、いろいろな話。
2次会はカラオケなので帰る。あまりいい酒ではなかったせいか、ムカムカする。
終電で出掛けようかという時間に『ご近所』のNさんから電話。 冴島奈緒さんのパーティーに一緒に行くと言う。 深夜1時過ぎに渋谷駅で待ち合わせて、歩いて外苑前。
青山のクラブ『Favela』にて"Blackmoon Party - 裸の女王様"。 奈緒さんは詩の朗読をするという。
Nさんはクラブは初めてで、いろいろ質問してくる。 音楽好きの32歳、クラブ知らずというのも不思議だ。 それはまあいいけど、メールだけじゃなく会話も一問一答なのには参る。
「奈緒さんは何してる人なの?」 「URL送ったじゃん。私は知らなかったけど、私たちの同世代の男性には有名なポルノスターだったらしいよ。今はこんなこともあんなこともしてる、すごい才能とセンスある人なの」 「ふーん」 でまた 「奈緒さんてどういう人なの?」とか 「奈緒さんは何が好きなの?」とか 「奈緒さんはこういう音楽の人?」
奈緒さんに聞いてよ!紹介したし、すぐ傍にいるんだから!と言いたいところだが、 本人にこんな質問繰り返したらぶっ飛ばされるだろう。
「こういうところで出会いはあるの?」 「人によるんじゃない。あるかもしれないし、ないかもしれない」 「出会いはあったの?」 「あったと言えばあったし、ないと言えばない」 「どういう風に出会うの?」 話しかければいいじゃんかよ!やってみろや!
「このDJっていいの?DJなんて簡単だよ。俺にも出来る」 この繰り返し。酔っ払ってるのか?
だんだん私の答えも刺々しくなり「さっきも言ったじゃん!」 「ごめん、怒らないで」 「怒ってないよ!」
奈緒さんの詩の朗読、トランペットの演奏、キャンドルアートなどのパーティーの演出が素敵で、女性たちのファッションが特にかっこ良かった。 奈緒さんの白いふわっとしたドレスに赤いハイヒールもロマンティック。
私は足の裏の痛みに負けて、始発に合わせて4時過ぎに出る。 Nさんはまだいるというので置いていく。
知り合いの少ないクラブに一人は辛いので付き合ってくれて有難かったが、大丈夫か?Nさん。
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2005年04月16日(土)
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