映画『アビエイター』,『ネイキッド ロフト』,Gの愛読書

 『buku』を持参すると池袋の映画館が1,000円になる『bukuの日』で『アビエイター』を見る。

歴史を知らない私にとって大変楽しく勉強になる映画。
強迫神経症って、花粉症のような現代病かと思ったら、こんな前からあったのか。
 
 三上治さんの『憲法村』イベントで新宿『ネイキッドロフト』。
宮崎学さんと梁石日さんがゲストの予定が、原稿に追われて梁石日さんは見えず。

憲法だけではなく、ライブドア問題などいろんなお話。

「平和運動、戦争反対を言っても実は民衆は戦争が好きなんじゃないか。
戦争の最大の被害者は民衆だけど、戦争を始める時、続ける時、民衆の力が必要になる。
民衆が戦争を止めることは出来ない。だからデモなどするより無関心でいた方がいい。」
と宮崎さん。その通り!という感じ。

「くだらない論争に加わらない方がいい。動かされることはあっても国家を民衆が動かすことはない。これを言うと党派が存在しなくなるから言わないんだが、しなくったていいじゃないか」。まさに。

言論の自由があると言っても今、右翼の街宣は逮捕者続出。
それを新聞はほとんど報道しないらしい。
「何で報道しないんですか?」と私の質問。
「それは俺は新聞社じゃないからわからない」と右翼青年。
「書かないことが商売になることがある」と宮崎さん。

うーむ、警察犯罪を書かないことはメリットがありそうだが、右翼の逮捕を書かないメリットって何だろう?
「善良な市民」は「大音量が迷惑な右翼を逮捕してくれて、おまわりさんありがとう」となるので書いた方が良さそうなものだが?
言論の自由問題に話が発展すると面倒だから?

 終了後、三上さんと、友人らとお話。仕事について。
「デートの段取りが上手くできない人は、仕事も出来ない」という話。
段取りが下手な人=駄目な人ではないと思うが。

 『ご近所さん』Gが見せてくれた、彼の座右の書である青木雄二の本のタイトルを聞いたら

> 青木雄治のは人生運命学だよ

雄二です。まあよくある間違いかもしれない。しかし『人生運命学』という著書は見当たらず。

「人生運命学は正確な書名ですか?
『青木雄二の即学運命道』とは違う?」

と聞いたら

> あっ、それです。
 
……頼むよ。
2005年03月29日(火)

抱茎亭日乗 / エムサク

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