| さくら工房「絹(きもの)服」展,映画『ポチの告白』,『呑者家』,お仕事? |
NANIOさんを誘ったら「雪だよ?」と言われ「だったら尚更行ってあげなきゃ」と思って麻布十番『方圓』。大阪のお友達、家村美千子さんの作る「絹(きもの)服」の展示会。 大阪に工房があり、関西ではデパートなどでも展示販売会をやっているらしいが、この度東京にお目見え。私は家村さん自身が着ているのを見たことがあって、興味を持っていた。
着物のことはよく知らないのだが、京友禅、加賀友禅、琉球紅型の小紋や付下げなど、新品の反物から作る洋服は、非常に上品で繊細で優しい感じがする。
何着か試着させてもらって、家村さんが写真を撮ってくれる。(『MARIBAR BBS』参照)
今は「見るだけ」だが、いつか反物から選んで、デザインも斬新なドレスを作りたいものだ。
初めて青物横丁という駅で降りて、15:00から品川パナソニックビル1Fホールで高橋玄さんの新作『ポチの告白』の試写会。 ビルの1階に大きな池があって、岩を渡ってホールに入る。
夕張で大変お世話になった張魔夫ご夫妻がいらして、夕張の写真を下さる。奥様手作りのキャプションつきアルバムになっていて、私の知らない、帰りの電車内の写真などもあって、感激。 奥様、本当に素敵な女性だ。こうでなくちゃ駄目なんだな、きっと。
『ポチの告白』は3時間15分の大作。警察犯罪をリアルに描いている。ニッポンの今、そのもの。 主人公の警察官役菅田俊の存在感が圧倒的。音楽もカッコイイ。 その、上映時間の長さと、玄さんの映画特有の「食うシーンの連続」で、お腹の空く映画とも言える。
今日の上映はDVDだったので画像がギザギザしていた。早くフイルムで見たい。
私の出演シーンは、自分ではわかるが見ている人にはわからないだろうと思ったら、「写ってましたね」と声をかけられた。嬉しい。
出演者、スタッフの皆さんに混じって、新宿の居酒屋『呑者家』。 撮影の話、映画の話、夕張の話、いろいろ。 井上晴美さんに「何やってるんですか?」と聞かれて「仕事は校正で、玄さんのファンで…」と言ったら不思議そうな顔をされてしまった。当たり前だが。 こういう場にいると話を聞いているのは非常に楽しいが、話をするのが恥ずかしくなる。
しかし井上晴美さん、美しい…。DVDのギザギザ画面でもキレイだったが、実物も吸い込まれそうなほど。
3時、まだまだ盛り上がっているが、眠くなったのでタクシーで帰る。
昨日友人に頼まれた仕事の話はどうなった?と問い合わせたら「来週頭に打合せを」。 クライアントに行く?と聞いたら「必要があれば紹介します」。 挨拶は必要でしょ、と言ったら「打合せは次あるか不明」。 2人の打合せの前後に挨拶した方がいい、と言っても「担当者は会社にいない。電話がかかってきたら話す」。 かかって来てから話すのではなく、こちらからかけて報告、挨拶したい旨言ってくれ、と言う。
クライアントに会わせない、というのはどういうことだ?理解不能。
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2005年03月04日(金)
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