映画『ポチの告白』撮影,『中国茶館』

 高橋玄監督『ポチの告白』の撮影で有楽町の『日本外国特派員協会』。
13:00集合だったが10分遅刻。既に撮影が始まっているようで、焦る。
合間を見て助監督に挨拶すると、今のはリハーサルとのことで、真ん中の席に案内される。

私たちは外国人記者たち、ってことでスーツ着用。私の顔はティピカル・ジャパニーズだが、この髪色にしておいて良かった、と深く思う。

川本淳市さんが演じる主人公の一人が、外国人ジャーナリストたちに日本の警察犯罪を暴露するというかなり重要そうなシーン。

川本:「日本の警察は、最大の暴力団組織です」
ざわめく記者連中。

みたいなカットなど。刺激的なセリフが続く。

日本外国特派員協会に映画の撮影カメラが入ったのは歴史上初めてとか。それも凄いことで、『ポチの告白』は絶対成功する。

18時ぐらいまで、と聞いていたが15:30には終了。
玄さんに挨拶。コエンザイムCoQ10とかいう、今大人気で在庫薄、入手困難らしいのサプリメントをプレゼント。
「何これ?バイアグラ?」と玄さん。
「うん、そんなようなもの。元は心臓病の薬だったんですって。玄さんたまに心臓バクバクするって言うから、これ飲んで撮影乗り切って下さい」と私。

外に出てから、交通費の3,000円をもらわなかったことに気がつく。
玄さんはそう言ってたけど、助監督は「監督の友人がボランティアで来た」と思っているような感じだった。それでいいや。楽しかったし。

 帰って『新選組! 総集編』を見ようと張り切っていたら、画家のY先生からメール。
池袋で会うことになる。17:30の待ち合わせに5分遅刻。中国家庭料理『楊(ヤン)』という店に行こうとしたら21時まで席が空かないとのことで、『中国茶館』。

こちらはガラガラ。これは時間が早かったからで、後に満席。

いろんな話。ビール飲んで紹興酒1本、またビール。
「ご馳走してもらって、今更言って申し訳ないですが、三鷹の『ハルピン』はあまり好きではなかったです。『中国茶館』の方がずーっと美味しいでしょ?」
「そういうのは、正直に言ってもらって全然構わない」とY先生。大人だ。

次はY先生の「実は」話。
「真理さんのお母さんと叔父さんと明野に来たでしょう?正直言ってお母さんは疲れた。大変だった」
「大変ですよ。私も疲れます。今は元気ないのでおとなしいですが。極端だからねえ」

昨日N君と話した日記について。Y先生は何十年も日記をつけていて、飲み食いと買ったもの、出掛けたところのみ記録して、気持ちは書かないらしい。気持ちを書くと恥ずかしくて後で読み返せないから、とはなんだかカワイイ。

 帰って録画した『新選組! 総集編』を全部見る。この週末も、日記もお小遣い帳も年賀状も全然駄目。
2004年12月26日(日)

抱茎亭日乗 / エムサク

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