『隠れ野』,渡世人?

 今日は早起き。二日酔い気味。
昨日もと子さんが撮ってくれた「ヘアカタログ」用の写真と、電脳キツネ目組のRさんが送ってくれた9月22日のパーティーの写真を加工してアップ。
もう一度寝る。

夕方起きて、9月22日のパーティーに「行く行く」と言いながら現れなかった、大学の同級生I君に電話。
「この間は行かれなくてごめん」と開口一番に詫びるI君。
「そうだよ、酷いよ。どうしちゃったのよ」
「仕事が入っちゃって」
「電話してよ。心配するじゃん、って私も今頃電話してるけど」
近況報告いろいろ。ずっとI君に聞きたかったことを話す。

晩御飯を食べることになる。19時過ぎに池袋で、と言われてスタンバイ。
19時半に「ごめん、今綱島」と電話。「池袋に着いた」と電話が来たのは21時過ぎ。

「もー、お腹空いちゃったよー」と会うなり文句を言う私。
パーティーすっぽかしもあるのでご馳走してもらう。

池袋と映画の本『buku』持参で10%割引になる居酒屋『隠れ野』。

I君はロシア人女性と婚約しているのだが、彼の風呂なし1Kのアパートで3ヶ月暮らしたと言う。
「あなたは東京で一番貧しい人なの?」と言われたとか。
勝手のわからない銭湯に行かされて、視線を浴びて、カルチャーショックだったろうなあ。
それを乗り越えたのはI君を愛しているからだ。
今彼女は一時帰国していて、来月また来るらしい。「早く引っ越して」と私。

ケータイが度々揺れるらしく、ちょこちょこ席を外すI君。
「どうしたの?」
「いやべつに」
「仕事?行かなくていいの?」
「いやいや」
で、また「ちょっと失礼」。戻ってきたところを叱る。
「失礼だよ。どういうこと?」
「ごめん」
「言ってよ、ちゃんと」
「実は仕事がトラブってて報告が入ってるんだ。怒らないでくれよ」
「怒ってないよ。気になるじゃん。そういう時は言った方がいいよ」

I君に会うのはほぼ一年振りで、昨年10月15日彼は失恋した私を励ましてくれたのだった。
それからあったいろいろを話す。
I君と前の彼女の間の問題、私と前の彼の間の問題について。
I君と私の前の彼は嗜好が似ているのかもしれない、よくわからんが。

23:30の閉店で追い出され、話は佳境だがI君は明日5:45起きってことで帰る。

 高橋玄さんの日記に、私のことが「真理ちゃん(なにやっている人なのかは、実は俺もよく知らないのだが、ある種の渡世人である)」と書かれていたのを読んで、なんだか嬉しかった。

昨日電脳キツネ目組のN君ともと子さんに「私がやりたいことは人と人とか、人とモノとか、人と場所を結びつけて新しいものを作ること。今もやっているような気がするけどお金になってない。これがお金になればいいんだけど」という話をした。これって渡世人?
2004年10月11日(月)

抱茎亭日乗 / エムサク

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