疑惑と告白の行き着くところ,『ST,三華』,『なすび』 |
彼に誘われた友人からの10日のメールにやっと返信。 友人を更に傷つけるかもしれないと随分迷った。 言わずにいて友情関係が続くのか、ずっと考えていた。 私は続けたいが言わなければ続かないと思った。友人はこれ以上言われたくない。 そこが二人の葛藤で、どちらがいいとか悪いとかではない。 二人とも続けたければ続くし、どちらかが嫌なら続かないだろう。 それを受け入れるだけのこと。
「私の感覚とあなたの感覚が違うのはわかっています。違うのは当然です。 どう違うかわからないから聞いてみた。
私は、黙っていたことは責めていないけど、問題を封印しようとしたことに抵抗していた。 責めるというか、私の叫びよ。
自分でも怖かった。『(メールの転送を)断る』=『何かある』ってかなり疑ってましたからね。
(略)
『忘れたい』『そっとしておいて』って、自己防衛に必死になって、いったい何から自分を守るんだ?私かよ?っていう気持ちもあった。そりゃ怖いよね。
(略)
じゃあやめましょう。しんどいところここまで付き合ってくれてありがとう。 あの時点で封印を強要されたら疑心暗鬼で私はぶっつぶれてたわ。 今、かなりすっきりしています。あなたが頑張って気持ちを言ってくれたからです。
人に対して自分の感情や考えを全てを明らかにする必要がないのは当然だし、そんなことできないよ。 だけど自分は明らかにしないで『違うことをわかって下さい』っていうのはどうなの?感覚の押し付けじゃないの?とも思います。 が、どうぞ、ご自身のスタイルで。お互いにね。」
友人の消耗は相当激しかったらしい。傷ついた信頼関係を修復するのは本当に大変だ。 でもそんなものはなくても成立する薄いお付き合いは他にいくらでもある。 私は今回のやり取りで得たものは大きいと解釈する。
優しいMさんと目白の『ST,三華』。客は私たち二人だけ。 4月に開業した店で、以前は『大都会』というレストランだった。 『なすび』の常連の人の作品が展示されている、とのことで行ってみたのだが、本日の午後撤去されたそうで見られなかった。残念。
疑惑と告白の話。『なすび』の千秋さんも詳しく聞きたいと言っていたので、移動。 千秋さんは、「彼に誘われた友人」=Mさんだと思っていたらしい。違います。
私とMさんとで『なすび』が休みの水曜日にお店をやらないか、という話になる。 「檸檬屋目白店?なすびと檸檬?檸檬なすび?」お客様は来るだろうか?
『MARIBAR』というバーをやってみたい、というぼんやりした思いはある。 しかし決まった時間に店を開けられないようでは、ビジネスとして成立しないだろう。
Mさんがご馳走してくれる。傘を取りに来るのに付き合ってくれたからとのこと。恐縮です。
今晩中に原稿を仕上げるぞ、と思いながらちょっと寝てしまう。
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2004年05月13日(木)
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