『龜井堂神楽坂店』,暴言オヤジ,オゴウチ家 |
2週間のプータロー生活で夜型になっていて、3時間ほどベッドにいたがほとんど眠れず。
カラオケ本の校正の仕事で神楽坂。 「3月から禁煙になったらしいですよ」と得意げに言ったら「あら、じゃあ今日はまだなのね」と、新宿御苑の仕事で一緒だったAさんに言われる。 日付の感覚までおかしくなっている私。
作業は私がこれまで経験した、PCを使った校正ではなく紙の原稿校正で、戸惑う。 皆新旧の原稿を重ねてものすごいスピードでパタパタしながらデータチェックをしている。 この作業を私はやったことがない。やり方も知らない。 新旧の原稿を並べてジーっと見ながらチェックをしていたら、見かねて男性がやり方を教えてくれる。
お昼は、裏道で発見したパン屋『龜井堂神楽坂店』。ナスのピリ辛マフィンを買う。 卵、チーズは使っていないことを店員に確認したのに、チーズ入り。 カレーパンと取り替えてもらう。美味しくなかった。カボチャとくるみのパンは普通。
午後、職場で「人のところに物を置くな!」と私の後ろで怒鳴り声。 続いてバサバサッという音。 「原稿を投げたりしないで下さいよ!」と先程私にパタパタのやり方を教えてくれた男性が抗議。 「知るか。人のところに置いてあるものどうしようが、置く方が悪い」 「投げることはないだろ!」 「偉そうなことを言うのは一人前に仕事ができるようになってからにしろ。ろくすっぽ仕事もできないくせに」 「関係ないだろ」 「俺はお前らみたいなちんけな仕事をしてるんじゃねえ。大きな仕事を取ってきてから言え」 「自分だって失敗してるじゃないか」 「お前は仕事をとってきた事があるのか。もらった仕事をしてるだけだろ」 って滅茶苦茶な話になっている。ここは酒場か。 こんなつまらない男の言い草を皆黙って聞いている。
代わってカラオケ本校正の責任者Kさん登場。Kさんはこの暴言男と初対面だった。 始めは丁寧に「ここがあなたの場所とは、知りませんでした。お客様から預かっている原稿は投げないで下さい」と言っていた。 「初めての人もいるけど、同じ職場の仲間じゃないですか」 「俺は仲間じゃねえ、お前らのようなちっちゃい仕事とは違うんだよ」。 ますます横柄で無礼な態度に切れるKさん。「謝れ!」 しかしこれはオウムの麻原に言ってるようなもんだ。 Kさんは暴言男に向かって行こうとしたが、皆に止められる。
前に「いつも怒鳴って人を苛めている人がいる」という話を聞いたことがあるが、こいつか。 煙草スパスパ吸ってるし、3月からの禁煙も「知るか」とか言いそうだ。 これ以上暴言と喫煙が続くなら帰ろうかと思ったが、その後は静かになった。 ああ言えばこう言うでブルブル震えちゃって、愚かで哀れな人だ。
18:00終業を前に「切りのいいところでいいですよ」と言われて、遅々とした初日の作業終了。
暴言事件後に出社した社長Aさんに呼び止められ、「校正の本を買って勉強して」と言われる。 暴言男は衝立の向こうにいるので話せないから、Aさんにはメールを書こうと思う。
飯田橋まで歩いて、有楽町線で江戸川橋。久しぶりのオゴウチ家で夕飯をご馳走になる。 今夜のメニューはチキンの照り焼きと温野菜、私も皮むきを少し手伝ったピーナツソースのサラダ、白菜の黒酢、銀河高原ビール、私の持参した赤ワイン。 どれも美味しい。
娘のCは4歳。もう会話もしっかりできる。幼稚園の話、オゴウチ家スライドショー解説など。 夏にはお姉さんになるらしい。
妊娠中のMさんは飲めず、オゴウチ君は料理やらCの寝かしつけやらで、ワインはほとんど私が飲んでしまう。
23時過ぎに帰って、早めに寝る。
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2004年02月28日(土)
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