憲法9条,『大地を守る会』,『赤い月』

 昨日の日記に追加。
13日に見逃したと思っていた、TBS『ニュース23』の宮崎学さん出演は延期だったらしい。
特集「ニッポンの分かれ道 “憲法9条”オブジェクション」の放映を見る。

 盗聴法とか住民基本台帳法とか個人情報保護法とか変な法案が次々通ってしまった今、
憲法9条もいずれ変えられてしまうのだろうと思う。
変な法律が浮上してきた頃は、憲法を変えるようなことになったら私は日本を捨てる、と思っていた。

気分的には既に捨てている。憲法を変えたい小泉が、皆さん好きなんでしょう。
自衛隊が他国民を殺しても、殺されても、仕方ないと思っているんでしょう。
アメリカについていけば守ってくれると信じているから。おめでたいね、ニッポン。

憲法改正というなら私は第1章を削除してほしいと思うが、天皇制は「日本国民の総意に基づく」そうだから、いじられるのは9条だけなのだろう。

 以下は本日の日記。

 明日は小倉泊で『大地を守る会』の配達を受け取れないので、相談の電話。
「不在の理由を教えていただけますか?」と会員相談センターのスタッフSさん。
「急用で」
「どういった用事で?」
「朝から翌日夕方まで家に戻れないんです」
「(聞き取れず)ですか?」
「はい?」
「(聞き取れず)か何かですか?」
「聞えません」
「レジャーですか?」
「レジャー?レジャーって言ったんですか?」
「はい。ご病気とか家族の不幸とかではないわけでしょうか?」
「まあ、そのレベルの急用です」
「わかりました。それでは今回は特別にキャンセルをお受けします」
って、学校の欠席連絡でもないのに顧客の事情に優先度をつけるなよ。

 映画『赤い月』。以下ネタばれあり。

昨日見た『かげろう』のお母さんは真面目で『赤い月』のお母さんは奔放だけど、
何が何でも生き延びるのよ!と母は強し、は一緒だった。
男は「死ぬかもしれないけど『けじめ』をつけたい、生きるために」と言って別れる。
そこは『かげろう』と違う。女としては『赤い月』のストーリーの方が救われる。

でもギャスパー・ウリエルと伊勢谷友介はギャスパー・ウリエルの勝ち。
伊勢谷友介は美しくミステリアスな諜報員なんだけど、喋ると現代っ子。
そんなセリフは無いし、実際そういう喋り方をする人なのかわからないけど
「マジすか」とか「やばい」とか言い出しそうな喋り方と声の感じだった。
2004年02月18日(水)

抱茎亭日乗 / エムサク

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