| 『イタリア食堂 TOKABO』 |
14時過ぎに起きて、味噌汁を作って鯵の開きを焼いていたところへ彼から電話。 少し話した後、冷めてしまった味噌汁と鯵を食べ終わって洗物をしてたらまた電話。
「ナントカ(聞き取れず)さんですか?」知らない女の声。 「はい?」間違い電話か? 「桜井さんですか?」なんかの勧誘オバチャンか? 「はい…」警戒心いっぱいの声。 「わからなかった?」彼だった。全然わからなかった。
T叔父に誘われて、従兄弟Tを誘って、3人で池袋『イタリア食堂 TOKABO』。
同い年の従兄弟Tは私の髪色が衝撃だったようで「どうしちゃったの?」。 エクステンションにした時「一緒に歩きたくない」と言ったT叔父の方が 「俺はもう慣れたよ」。
お見合い3人目を控える従兄弟Tに傾向と対策を伝授。 「披露宴なんて金の無駄だからやりたくない」と言うので、 「お見合いするような女の人は普通にやりたいんじゃないの。 女の人にとっては、自分のために皆が集まってお祝いしてくれて きれいな格好して、人生でめったに無い晴れ舞台でしょう。 いきなり『必要ない』って言ったらガッカリされるよ。 『僕はなるべく簡素にしたいから一緒に考えよう』ぐらい言ってよ」。
T叔父が聞いてきた養老孟司の講演会の話。私が昨年10月に決裂した名原さんの話。 「そんなバカの本を出そうとした君もバカだ」とT叔父。 「普通の人や優秀な人の本なんて面白くないじゃないですか」と私。
私の昨年の失恋話。「その話を書けば?」と従兄弟T。 今の彼の話。「『つるっぱげにしてもいい?』って聞いたら『いいよ』って言われた」。 言葉を失う従兄弟T。 自分の話ばかりしてしまったような気がする。母みたいだ。
別れ際、「頑張れよ!」と従兄弟Tの肩を3回叩く。 子供頃いつも彼を小突いていたのを思い出す。今日のはエール。
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2004年01月18日(日)
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