『ミュン』,『ジャン・ポール・ゴルティエ』,『南欧食堂 DELSOL』,『Yonchome Cafe』

 ベトナム料理『ミュン』のランチは同僚Oさんにも好評。もう何回も行っているらしい。
私は2回目。鳥肉とカシューナッツ炒め。マンゴージュース氷抜き、これは甘過ぎて失敗。

 皆遅くまで残業しているらしいが私は今週も来週も予定ビッチリ。今日も19:00まで。
急いで支度をして伊勢丹『ジャン・ポール・ゴルティエ』。
5日に見て気になっていたのトップをもう一回着てみる。
ストッキングのような薄い生地にうさぎの毛がモジャモジャついていてやっぱり素敵。
95,000円→57,000円。買った。

 脚本家でバンド『ナインアンダー』のベーシスト松本美弥子さんと飲む。
阿佐ヶ谷『ストロベリー・フィールズ』。店のドアには「7日から営業します」と貼り紙。
しかし、やってなかった。
ストロベリー・フィールズの店主藤村さんは俳優でロック好きなので、松本さんを連れて行ったら楽しいではないかと思っていたのに、残念。

仕方なく近くの『南欧食堂 DELSOL』。二人で飲むのは久し振りで、深い話。
去年松本さんが私のお願いを聞いてくれたお礼で、本日はご馳走する。

 2軒目は『ストロベリーフィールズ』の下の『夜の午睡』、のつもりが何かの撮影中。
「22:00まで」と貼り紙。もう22:05だけど終わってない。

 ご近所の松本さんは自転車。二人乗りで高円寺。
手はかじかみ、お尻が痛かったが、中学生みたいで楽しかった。

『Yonchome Cafe』。店員の男の子がとてもカワイイ。

松本さんと語り続ける。
「真理さんは感受性が強い。割り切って次々恋愛するタイプではないのでは」と松本さん。
確かに「フリーラヴ宣言」とか言ってるのは頭でっかちだと思う。
別れて2年経っても、元内縁夫に未練はなくとも拘りはあって、
次に付き合うなら元内縁夫よりかっこ良くて頭が良くてセンスがいい人じゃなきゃ嫌だ、サラリーマンはもういい、と思っていた。
(今の恋人はかなりの点で元内縁夫を上回る。元内縁夫の方が優っていた点もあるが。)
それだけの人だったらもてるのは当然で、独占するのはまず無理。
だったら共有すればいいんじゃない?というのは頭で考えたこと。
そんな関係が成立するのか、成立したとしてどういう感情が生まれるのかは、わからない。

「それって男の人に都合いいですよね」
「いいよ。私男の人に優しく、がモットーだから」
「もっと自分に優しくした方がいいのでは」と松本さん。

私は惜しみなく愛を注ぐ。私を振った人にも、興味を示さなかった人にも。

「受けなくていい傷を負わないですか?」と松本さん。

愛は減らない。下心はあっても見返りはないものと知って応援し続けると、別な方向から返ってくる場合もある。情は人のためならず、と言ってね。男を育て、女を磨くのだな。

「私は独占したい。独占されたい。そういう人を探しましょうよ」と松本さん。

一応彼は「君だけ、自分だけ」という類のことを言う。
確かにその時目の前にいるのは私だけ、彼だけ。大好きな人の言葉だから信じたい。

 終電で帰る。留守電に彼から英語のメッセージ。WHY ENGLISH?
何度も聞いて笑う。
2004年01月08日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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