| 『めしや丼』,勝新太郎映画祭トークショー,『浪人街』,『座頭市と用心棒』 |
『めしや丼』は大手定食チェーンなのか、職場の近くに2軒ある。 カキフライが食べたかった。 『SHELL』の方が美味しいだろうとは思うが、 予算の都合で『めしや丼』のカキフライ定食720円。
食券を買わなきゃいけなくて、販売機の使い方がわからず戸惑う。 後ろで待っているサラリーマンが見かねて教えてくれる。 お礼を言って席に着いたら「忘れもんだよ」と300円を届けてくれた。 「お釣ボタンを押さないとお釣が出てこないんだよな」。 そうなんだ。私ったらかなり焦っていたらしい。
めしや丼、安いけど悪くなかった。禁煙だし、清潔だし。
11月15日から始まった、かつてない規模の勝新太郎映画祭も、今日が楽日。 18:10から『幻の名盤解放同盟』の根本敬さんと湯浅学さんと、鴈龍太郎さんのトークショー。 仕事を早退して駆けつける。根本さんは体調が悪いらしく、あまり喋らず。 前に仕事を一緒にしたことがある2人にはご挨拶したかったが、会えなかった。
『浪人街』は映画俳優カツシンの遺作。 このところずーっと若くて可愛いカツシンを見ていたのでなんだか別人のよう。 何を言ってんだかわからないし。そこもいいけど。 原田芳雄の体がきれいで驚いた。
『座頭市と用心棒』はカツシンvsミフネ、夢の対決だ。ミフネが強そうじゃないのがいい。 2人とも、かっこいいわあ。
カツシンカツシンの日々、ずっと1人だったけど楽しかった。 見逃してしまったものもあるけれど不思議な充実感。やっぱり一番好きだ。 鴈さんによると、まだまだお宝が埋もれているらしい。どんどん発表していって欲しい。 亡くなったのは悲しいけれど、この先も作品との出会いはある。楽しみだ。
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2003年12月11日(木)
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