ジュビードゥビー,昼特急バス,喧嘩メール

 10時にサウナの入り口で待ち合わせたが、連絡が無いので準備をしてからまた寝る。
11時過ぎ、NさんとEさんとサウナを出る。

「バスのチケットは無駄になっちゃうのかなあ」と不安がる私を心配して、
Nさんが大阪駅に付き合ってくれる。みどりの窓口。
「何とかなりますように」と強く祈ったのに、日頃の信心が足りないからか
「バスのことはわからないですね。多分(指定を取って乗り遅れたチケットは)
紙くずでしょう」。

バスの窓口をNさんが探してくれる。「お願いです、なんとかなりますように…!」
と受付の女性に最後の望みを掛ける。優しそうな人で、すごく申し訳なさそうな顔で
「なんともなりません…」。ああ、4千円しかないのに。新幹線で帰るしかないか。
何たる無駄遣いだ。

Nさんが「まあ、とりあえず飯食おう。可哀想だから奢ってあげる。
バスのチケット代は貸すよ。クレジットカード使うなら旅行代理店で買えばいいんだよ、
こっちこっち」と連れて行ってくれる。私はまだボーっとしている。
そうか昼発のバスもあるんだ。

「飯食う前に乗り場を確かめよう」
「スミマセン、何から何まで」
ちょっと落ち着きを取り戻す。往復新幹線で来たと思えばいいじゃないか。

大阪駅の駅ビルのオリエンタルカフェ『ジュビー・ドゥビー』(かな?)。
海鮮クッパ丼。一口目、ジャリッ。あさりの貝殻か石か?
その後も次々石が登場。大小黒白いろいろ。

Nさんに言うと「今5個目か、あと2つ、7個出たら幸せになれるよ」。
冗談を言っている間にどんどん出てくる。悔しいから1滴残さず食べて、
10個以上出てきたところで店員にクレーマークレーマー。
「申し訳ありません、御代は結構です」
「ほら!幸せになった」とNさん。

ああ、良かった。Nさんがいてくれて。
私一人だったらチケットが紙くずになったと知った時から途方に暮れていただろう。
お礼を言って、新幹線で帰るNさんと別れる。

 13:30のバスで帰る。車中で『司法の崩壊 やくざに人権はないのか』読了。
20年かけて無罪を勝ち取った天道浩太朗さんの言葉に涙が止まらなくなる。

 やはり突破塾は「お金がないから」といって欠席は出来ない、
私にとってとても大切な時間であり、学びの場だ。

 帰宅後、ジャーナリズム講座のHさんから「あなたの問題意識は陳腐だと思います。」
というタイトルの長いメールが届いていた。
「自分が担当編集だったら、商業出版であの手の感情の垂れ流しは、間違いなく没にします。」とのこと。

Hさんがその判断に従うというYさんが、
「ネットでやり取りせずに顔をつき合わせて議論しよう」
と言っているのに、Hさんは何を目的にメールして来たのだろう。
「この内容はその議論のときに言ってください」と返信。

今日ももう4:30。寝なくちゃ。
2002年09月29日(日)

抱茎亭日乗 / エムサク

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