映画「二匹の牝犬」,Strawberry Fields

 ジャーナリズム講座本の作業。明日の締め切りには間に合いそう。

 「ラピュタ阿佐ヶ谷」という映画館に初めて行く。
「可愛くて凄い女たち」特集レイトショーで今日は緑魔子の「二匹の牝犬」。
先日TV「さんまのまんま」の特番で石橋蓮司が緑魔子の夫と知った。

これは小川真由美主演映画で、緑魔子のデヴュー作。
姉役の小川真由美との取っ組み合い喧嘩シーンが良かった。

疑問。姉妹はトルコ嬢で、「身体を売るのとは違う」とか言うのだが
昔のトルコには「本番」はほとんど無かったってこと?
それとも警察は正義、教師は聖職みたいな映画的建前なのか?

映画館の雰囲気もいいし、この特集はあと何回か来ようと思う。

 風雲急を告げる電話。
どうしようかなあと考えながら阿佐ヶ谷のバー、ストロベリーフィールズ。
偶然映画監督の高橋玄さんがいて、話す。
玄さんに相談することでもないが、誰かと話したいと思っていたところなので嬉しかった。

ストロベリーフィールズの店長藤村忠生さんのHPに
「監督の周りに集まってくる人の中に勘違いしてる人がいる」とあったので
「私のこと?」と聞く。そういう話ではなかったらしい。

緑さんの話。日記に「西澤緑」と書かれるのが嫌、
プライベートと作家の境界線をどこに引くかが違う、
作品より作家を前に出したくない等と言うなら「Miss X」とでもすればいい。

「だからね、(緑さんは私を)嫌いなんだよ。面倒くさいんだろ」と玄さん。
そうね、好きだったら友達やめようって話にはならないだろう。

ご馳走になってしまった。タクシーで送って帰る。
2002年06月10日(月)

抱茎亭日乗 / エムサク

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