文学賞なし,クビもなし

 今日が締め切りの文学賞応募、間に合わず。
計画変更。とにかく書き上げてから、考えよう。

 昨日の日記を読んで心配したYさんが檸檬屋新宿に来てくれた。
従業員Aちゃんによると、私との電話の後Aちゃんが住枝さんに
「桜井さんが辞めたら困ります」と言ってくれ、
住枝さんは「Aの意見はわかった」と言ったらしい。

「なんだ、クビじゃないんですか」とYさん。「わからないよ、コロコロ変わるんだから」。
と思ったら重要な打ち合わせがあったらしい住枝さんは、何故か上機嫌。
私にも優しい言葉をかけてくれる。
打ち合わせの前は「ビールよこせ、ビール」と言っていたのに
戻ってからはお茶とお水。

 家に帰って、事情を知る人たちからの電話やメールでなんとなくわかった。
すぐにお店が潰れることはないし、私のクビはとりあえずつながったらしい。
でも本当のことはわからないし、これからのことはさっぱり見えない。 

もう一生懸命やるのは止める。ばかばかしい。
住枝さんはやりたいようにやって人も自分も傷つけたり、癒されたりすればいい。
私は住枝さんが飲んでいようといまいと、機嫌が悪かろうが良かろうが気にしない。

私は頼んだわけでも頼まれたわけでもなく自分で檸檬屋を働く場所に選んだ。
給料分のやることやるのみ。面白く人間ウォッチングさせて頂こう。
2002年05月31日(金)

抱茎亭日乗 / エムサク

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