仕返し?,フェアウェルパーティーヴィデオ

 昨夜帰宅後留守電のメッセージを聞いて愕然とする。
今日は前から約束していたピナ・バウシュの舞踊を見に行く予定だった。休みも取った。
一緒に行くはずのチケットを用意してくれた人が、私に何の確認もなく、
「その前に会って話がしたいのでチケットは払い戻しておきます。
会って話をするのはもう少し時間を下さい」。

なんだよ、それは!!!!すごく楽しみにしていたのに。
何度も「チケットはどうなってる?」と聞いていたのに。

あんたが行かなくても一人で行くよ。払い戻しなんて冗談でしょ。
チケット代は払ってないから構わないだろうとでも言うのか。

そう思って慌てて電話するも繋がらず。家族への伝言も無視された。
酷い仕打ちだ。信じられない。会って何の話をするんだよ!という気分になる。

最近その人物への照会メールが私宛にあった。転送した。
これも無視されるのかと思ったら、さにあらず。
「ありがとうございました。先方とは直接話します」とのこと。
それはそれ、これはこれってことか。

だったら私にとっても「会って話をする」のはそれ、「ピナ・バウシュ」はこれだ。

 「今頃開演時間か」と考ると腸煮え繰り返る思いだが、
小説を書く時間ができたと無理矢理ポジティヴシンキング。

ネタに使おうと思っている、2000年末の辞めた会社の送別会ヴィデオを、初めて見る。
自分が主役のパーティーは楽しい。
今更ながらいい人たちがいっぱいいた、良い会社だったと思う。

思い出の写真に私がコメントしているのだが、
「この頃上司の○○さんと喧嘩しました」とか
「このイベントの打上で先輩と大バトルになって、
その後1年半口をきいてもらえませんでした」とか、そんなのばっかり。

だけどその先輩とは仲良くパーティーでダンスを披露している。
送別会の日、昼休みに30分練習しただけの、へなちょこダンス。
今日はこんなのではなく、ピナバウシュの素晴らしい舞踊を見るはずだったのに、
と思い出してまた悔しい。
2002年05月27日(月)

抱茎亭日乗 / エムサク

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