警察の脅し,檸檬屋新宿

 カメラのついていないインターホン越しに
「近所の交番から来ました。巡回カードを記入してもらって面談をお願いします」
と男性の声。
「結構です」
「結構ですじゃなくて、大家さんにもお話して協力してもらっています」
「大家が良くても、私は記入も面談もしたくありません」
「じゃあ何かあっても来ませんよ」

相手は名乗らず、私の部屋番号と名前を知っている。怖くなって受話器を置いて110番。
巡回カードの趣旨を説明し始めるので
「私の言いたいことを聞いてくれる番号を教えて」と聞いて池袋警察に電話。
「巡回カードに個人情報を記入しないなら何かあっても来ないと脅された」と訴える。
警官らしき人は交番から来ましたとしか言わなかった、と言ったら
「こちらは地域カンブ室(?)の渡辺です」と電話の人は名乗る。応対は丁寧。
「巡回カードは阪神大震災をきっかけに作ったもので
強制するものではないし捜査に使ったりしません」と説明されるが
「そんなの全く信用していません。警官の言動は脅しですから調べて指導して下さい。
そして何かあったらちゃんと来て下さい」と言って電話を切る。

 檸檬屋店主の住枝さんは40日ぶりの休日を温泉で過ごすも
所持金150円で帰るという「電波少年」旅。
私は今のところ日給制なのだが、初めての給料未払い。大丈夫か檸檬屋?

今日は掃除機をかけていないのにダニに刺される。
エアコンもつけていないしベンチシートにも座っていない。
てことは空気中にダニが舞っている?
檸檬屋新宿は元じゅうたんバーの居抜きで、
じゅうたんを剥がした時はものすごい状態だったと聞いた。
多分じゅうたんにいたダニだ。痒い。
2002年05月13日(月)

抱茎亭日乗 / エムサク

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