関西突破塾,焼肉「空」,「風まかせ人まかせ」,TOP RANK,ニュージャパンレディスサウナ |
昨年の忘年会以来の関西突破塾。 今回のゲストは元四代目会津小鉄会長・高山登久太郎氏と、弁護士・李宇海氏。 李さんは、宮崎学さんと高山さんが原告、被告が滋賀県である 大津地裁の損害賠償請求裁判を担当している。
宮崎さんの近著である高山氏の評伝「鉄(くろがね)」を読みながら 新幹線で大阪、ハートンホテル南船場へ。
最前列の高山さんの向かいの席に座る。 大津地裁で見たのとは違ってゲストお二人もリラックムード。 李さんが裁判の経過とポイントを説明して、高山さんと宮崎さんのお話。
暴力追放を掲げて施行された暴対法が10年を経て、犯罪検挙率は20%を切る状況になった。 警察官僚が「やくざにも人権はもちろんある」「国民の人権・財産を守るため」 と言いながらやっているのは「警察官僚を守るための金儲け」。本当に「嘘ばっかりや」。
続いて質問コーナー。次々に手が挙がる。 Q:「やくざはこれからどうなりますか?」 A:「カタギが都合良くやくざを利用してきて平和になったら排除して理解しようとしない。 職業や更生の道がないと食うに困って、やけになって、マフィア化する。」
警察は犯罪検挙率を上げるために、人を増やして拳銃を簡単に撃てるようにする。 これではやはりメキシコ並みの検挙率5%に迫っていくのだろう。
私の質問。 Q:「やくざのこれからについて。宮崎さんも挑戦したように、 昔は結構いたという『やくざの政治家』というのは、もう難しいのでしょうか? 警察に入り込むというのはどうでしょう?警察も人集め大変みたいだし。 阪神大震災でボランティアとやくざが協力してみんなの見方が変わったように 今年はワールドカップもあるし、どうせ警察なんて何もできないでしょうから ボランティアとやくざが治安維持に活躍したらどうかなあとか。くだらないですか?」 A:「やくざは『国のため』と言われたら喜んでいく。 若い衆を自衛隊に入隊さそうと思ったことがある。だけどやくざは駄目だった。 過去も全部調べよる。警察なんか絶対無理。 阪神大震災の救援もほとんど評価してもらえなかった。 病院設立に寄付をしたというプレートにあるワシの名前を消せと警察は言うて来よる」
それでも「正しいと思ったら闘わなきゃ駄目です」と言い、 70歳を超えてHPを開設する高山さん。かっこいい。
2次会は鶴橋の焼肉「空」。 みんなに檸檬屋新宿の宣伝と店主住枝さんの「買い物ブギ」について相談。 宮崎さん始めみなさん「金を持たせたらあかん、仕入れさせるな、 買ってきても清算するな、座らせとけ」。あはは、私は意地悪姑みたいだ。
3次会はライヴ居酒屋?「風まかせ人まかせ」。 精神障害者のフォークグループ「ハルシオン」の演奏が始まるところで 私たち10人ぐらいがどやどやと入店。
MC中に京都のKさんが質問するもボーカル男性は「その話は後で」。 話も歌も黙って聴かなきゃいけなかったらしく、 おしゃべりしていた私は女将さんに注意される。
「なんだよなあ」という雰囲気の中、私は隣の名古屋のKさんに 「これを聞きに来てるお客さんの邪魔をするのはいけないよね」 という話を小声で(私はそのつもり)していたら、 女将さんが「あんた!失礼よ!出て行きなさい!」と怒鳴る。
電脳キツネ目組、怒る。「なんでこの人だけに言うんだ!全員追い出せ」「言い過ぎだ!」 女将さんも「キツネ目組っていうのはそういう集団か!」 私は両手を挙げて「わかった!あと2曲黙って聞きます。みんな聞こう!あと2曲だから」
私は檸檬屋新宿では、ソンコマージュさんの演奏会でおしゃべりをするお客さんを注意し、 携帯電話の電源を切らせ、この店の女将さんのように客を追い出す住枝さんを見ている。 だから女将さんの気持ちや言動は理解できる。
ハルシオンの「みんな〜僕らを理解してくれな〜い」みたいな唄をじっと聴いてみた。 全く心に響かない。何だか滑稽だなあと笑いがこみ上げてきて、下を向いて震えていたら 京都のKさんが私の手をギュッと握る。「笑うな」という意味かと思った。 後で聞いたら泣いているのかと勘違いしたらしい。ホントに可笑しい。
ライヴが終わり禁を解かれてみんなが女将さんや「ハルシオン」メンバーに話し掛ける。 「ハルシオン」の人は「後でゆっくり話しましょう」と言っていたのに店を出て行く。 女将さんが「ライブ料金は要らない」と言ったので名古屋のKさんは「ああそう」と席を立つ。 Yさんは「良かったよ」と言ってCD購入。キツネ目組もいろいろだ。
Mさん行きつけのいつものバー「TOP RANK」。 今日は混んでいて代わりばんこに立ち飲み。途中カウンターで寝る。 3時頃出て、Mさんに案内してもらってニュージャパンレディスサウナ。 昨年泊まった京都のサウナより清潔で豪華だった。なかなか快適。
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2002年05月11日(土)
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