TBS日曜劇場の「JIN-仁-」が面白い。 日頃文句ばっかり言ってる私だが、これを褒めなくてどーすんの、って感じ。
内野さん演ずる龍馬の出来がかなりいいアクセントになってると思うが、役者全員適材適所。 江戸時代の人々に濃いめ演技の達者な役者さんもってきたおかげで、大沢たかおの現代人らしさが際立ってる。
マンガ原作からのアレンジもすごく上手。 原作には「ミキ」(主人公・仁の現代社会での恋人)は出てこなかったはず。読んだのしばらく前なんでうろ覚えだが〜。 でも彼女の存在があるおかげで、仁が現世へ未練を残すさまもすんなり理解できるし、花魁にソックリっていうのもベタな展開だが広がりが出て面白い。
今時のマンガって人気でちゃうと話をひっぱるだけひっぱる傾向にあるよね。大風呂敷ひろげすぎてオチが心配になったり。マンガじゃないがグインサーガなんてついに未完だったし。
が、ドラマの場合は逆で、よっぽど展開が早くないと5分で見切りつけられちゃう。 マンガの読者って意外と気長だよね。
だから長編原作の場合、アレンジがとにかく重要だと思うのね。 設定は瞬時に理解させなきゃいけない。 原作に無い人物を足すのってブチ壊しになる場合も多い中、これは主役の心情の理解にも役立ってるという非常に良いケースだと思う。
設定を褒めるのはこの辺までとして、今日の感想を〜。 今日の3話では、仁が必死で命を救った女性が、結局辻斬りに殺されてしまう。 つまり死ぬべき人の運命はやはり変わらなかったことに対して、仁が 「歴史を変えてしまうかもなんて心配は必要なかった、自分はそれほどの存在ではなかった」というようなことを泣きながらつぶやくシーンがある。
出発点とゴールがあらかじめ決まっているならば、どのルート選んでも行き着く場所一緒ってことだよね?実はそう心配しなくても。 逆にゴール未設定ならば、どこにでも移動が可能なわけだ。 本人の能力や環境にはあらかじめ限度があるので、無限の可能性とは言えずとも。あと場所が一緒でも気象条件とか、変わってくる現象はいろいろあるけどね。
これって各々の人生でみんなやってることだよね? 過去の自分の行動があるから、今の自分があるわけで。
その時意識しなかった行動や、何に役立つかわからず作った物が、後の自分や他人の人生に影響を与えてる。流れが逆流しないだけで、変化を生むしくみは一緒。 一度生みだされた歴史が変わっちゃうわけではないが、「生まれなかった」歴史も山ほどあるってことだ。
今、私がワーキングプアなのも、過去の自分の行いのせい(笑) だが、この道を通ってこなかったら生まれなかった作品もあるし、わずかながら私が使った無駄金がどこかで誰かの生活の足しになってるかもしれない。
全てはまず与えられた環境で「生きて」「試して」みないと、物事の展開はわからんのだ! 私はここで、ひたすら生きるのみである。
ということで、試行錯誤を重ねたあげく。。。 ワタクシ、時給250円アップと1ヶ月の契約延長をゲットいたしました(笑) まずは私の人生において、「小さな蝶の羽ばたきを」。
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