今夜の「世界ふれあい街歩き」はチュニスだった。 再放送らしいんだけど、あ〜、やっぱりこの回見たことないや。
いや〜、なにしろ私が2ヶ月も滞在した街だからねえ。。。懐かしいこと懐かしいこと。 それでも、見た風景もあれば、全く知らないところもあった。 マリン駅からブルギバ通り、フランス門(番組では「海の門」)までなんて、あまりにも見慣れた風景すぎて、まるで脳内再生状態。一瞬クラクラするほどだった。
不思議なもんだね。 この番組でリスボンやった時は「懐かしい〜!うはは」って感じはしたけど、クラクラはしなかった。
なんだろう、この違い。 ポルトガルはもしかしたらまた行くことがあるかもしれないけど、チュニジアにはきっと、もう行くことはないだろうからかな・・・ とか言ってて、マルセイユあたりから船で渡ることなんてあったりしてね〜。 モロッコにはいつか行ってみたいけど。
やっぱりフランス旅行とは違って、チュニジアの旅とか、その前のトルコ・スペイン・イタリアの旅の時は、長期だったし、思い入れが違うんだよね。 絵付けって目標があったせいもあるし、まだ海外ひとり旅に不慣れだったし。
1週間程度で帰ってくる観光と違って、不安もいっぱい、わけわからん高揚感もいっぱい、ハイになったり、差別されてんなと実感してヘコんだり、それはそれは毎日いろんな思いにあふれてた。
とはいえ、毎日めくるめく体験をしていたわけではなく(笑)、八方ふさがりの閉塞感もあったしね。特にイタリアで「工房ずっと休みです」って言われたあたり。 あの頃、フツーに留学してたらどうなってたんだろ??? まあそれでも、日本に戻ってきてたとは思うけど。
絵付けのことは置いといても、海外でぽつんと一人になってみたのって、良い経験だったと思う。別に自分の内面を見直すとかいう大げさなことじゃないのよ。 でも、ホテルの屋上で異国の街並見下ろしながら、夕焼け見てたり。 朝っぱらエザーンの大音響で起こされたり。
なんかね、自分が透き通ってくような、よけいなことを洗い流せるような、爽快感があるのよ。
さすがにフランス1週間とかだと、それはないな〜。単純にリフレッシュ。 もちろん、そういうひと時もすごく大切なんだけどね。 は〜、どうしよう。やっぱり今年もフランス、ってのは無謀だろうか、経済的に・・・
|