イタロ日記

2008年10月23日(木) 【フランス旅行】おとぎの町リクヴィル

昨日とはうってかわっていい天気!
バスで30分ほどの町・リクヴィルに行く前に、とりあえずコルマールの町を散歩することに。

プティット・ヴニーズ(小ベニス)方面に歩いていくと朝市発見!日本人らしき女の子がマルシェかご持って買い物してるのを見かけた。

私は10本で3ユーロのサラミ買うことに。
親指サイズの、ドッグフードみたいなサラミ。3種類好きなのをよりどり出来るんだけど、言い方わからず。でも指差しながら「トロワ、トロワ、カトル!(3コ、3コ、4コ!)」で通じましたよ(笑)

朝っぱらからサラミをかじりながら散歩。駅まで行って、正面向かって一番左手のバス停で乗車。本数は少なめ。夏はたぶんもっと多いんだろうけど、シーズンオフは先にインフォメーションで時刻表もらっておいた方がいいかも。

車窓の風景はほんとうにのどか。
黄色や緑のワイン畑と青い空。あ〜、心が洗われるよう。美術館のアートもいいけど、こういう天然の色彩が私には必要だ。

さて、リクヴィル到着。
ついたら町に入る門から、ちょうどプチ・トランが出てきた。プチ・トランって観光用の小さい列車ね。遊園地にある子供向けみたいなやつ。なぜかフランスではいい大人が喜んで乗っている。

門から一歩足を踏み入れると、もうそこはおもちゃの町。
どっちを向いても絵、というかポストカードになるような家並。
かわいすぎて、もうちっとひなびた感じとか欲しくなる人もいると思うが、これはこれでやっぱりカワイイ。

ドイツ人らしきじっちゃんばっちゃんの団体がそこかしこに。なんで海外の爺婆というのはかわいらしいんだろ???日本人のリタイヤ世代も帽子かぶって並んでる。

しばらく町を散歩、町外れのぶどう畑の裏手まで行ってみる。静かな林では落ち葉がカサコソ、せせらぎの音、ひこうき雲。野生のリンゴ?も落ちてる。

町に戻って昼食にしようと思うが、レストランがありすぎて決められない。とりあえずこういう時は、人が入っていくのについて行く。

ドイツ人の小グループについて入ったのは、町中心のくすんだ青い外壁のレストラン。
適当に入ったが、ここで食べた鳥のリースリングソース煮込み、今回の旅では一番おいしかった!!というか他があまりにもハズしすぎだったんだけど。
室内は外観同様、童話に出てくるような居心地のよい内装。
ランプの傘が陶器で出来てて、それも可愛かった。

食後は特にすることもないので、またまた散歩。
教会前にはお決まりのデブ猫。となりのベンチに座ると、勝手に膝に乗ってくる。そしてそのまま安心しきって動かない。重いよ〜!
ひとりで「重い、重い」って言ってたら、周りの外人に写真撮られた(笑)

夕方、帰ろうとしてバス停に立ってたが、なかなかバスが来ない。。。
不安になった頃、ようやくバスがのこのこやってきた。
まあいざとなったら、リクヴィルにもホテルあるんだけどね。

さて、小さな町にさよなら。またここと、カイゼルスベルグあたりにまで来ることはあるかなあ?


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