めろめろ日記...花智ふう

 

 

原稿用紙 - 2001年02月05日(月)

使おうと思っていた原稿用紙が黄ばんでいて、おまけに枚数も足りなかったので、
原稿用紙を購入することになりました。

隠れキリシタン花智の家の前にはでっかいH和堂があり、
原稿用紙も置いてあるのですが、そこの売り場のおねーさんと
花智はお知り合いなのです。
極悪(小心者)微生物としては世間の方々にはできれば「豪腕の大きい乙女」と
見られたいワタクシは、とてもそんな所で原稿用紙など買えようはずもなく、
親友にしてプータロー仲間のタイル2世を呼び出し、わざわざ買ってきて
もらうことにしました。

「種類とかあるの?」
と、タイル2世が聞いてくるので、
「うーん、小さいのと大きいのがあってその小さい方」
と答えました。

数分後、電話が鳴りました。

「大変な事態になった!小さい方には2種類ある!どっちにするの!?」
タイル2世は慌てると日本語がブチ切れになる。
「2種類って?」
「重いのと軽いのがある。軽い方が安い」
・・・原稿用紙なんて買うの○年振りなのでキレイサッパリ忘れておりました。
そうだね、そういえば何キロとか書いてあったね。
「じゃあ、安いのでいいよ」

またまた数分後、花智宅にタイル2世がご帰還された。

「重いのって30円ぐらいしか変わらないんだけどね」
タイル2世は軽い気持ちで言ったようだが、
「やっぱりケチだね」などという彼女の心の声(幻聴)を
花智は聞いたような気になったので、すかさず、
「透けるぐらいの方がいいんだよ」
と、言った。
「ああ、裏から見れるからね。デッサン狂いとか分かるもんね」
・・・タイル2世。やっぱアンタはイイ奴だ。
コアラ花智は心の底から思ったね。
今度、マジでタダ酒飲ませてやるよ。楽しみにしてな。



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