セルフライナーノーツ。

2006年11月20日(月) おススメバトン。


NOEMA-NOESISの稲城さんから『おすすめバトン』をいただきました!
(´∀`*)
しかし…難しかったです(汗)
オススメってそもそも自分のイチオシ!でありかつ一般にあまり知られてないものなんだろうと思うのですが…
至って平均値の人生なもので(笑)
ひとまずやってみました、長いですががんばってどうぞ…!(;>ω<)




1.現在お勧めの本五つ
 うーん、あまり本読まない人間なので難しいですが…(汗)あえてこれもジャンルごちゃまぜで(笑)

●つかこうへい「飛龍伝」
 全共闘とか安田講堂とか浅間山荘とか、あの辺りの匂いがとても好きな私です。
 共鳴を憶えるとかいうのではなくて、闘わなくてもいい時代にあえて思想という不確かなものの為に命を賭すという行為(とそのエネルギー)が全く理解できなくて、だからこそそんな生き方を選んだヒトタチに一種の憧憬を感じたりもしちゃう訳です。
 しかしこれは歴史書ではなく、全共闘を道具として使った、ベタでもの凄く泥臭いラブストーリー。
 (読み返すと妙な矛盾があったりするのですがそれは置いておいて(笑))頭が痛くなるほど泣きます、何度読んでも。
 恋愛物は泥臭いのがいい
(純粋に全共闘ものなら三島由紀夫「美と共同体と東大闘争」も面白い。)
●アゴタ・クリストフ「悪童日記」
 昔知人に勧められた時は、タイトル聞いて勝手にライ麦畑みたいな話かと思い(笑)それきりだったのですが……その後読んでみたらもー、大いなる勘違いでした!(笑)
 内容は(とても)語れませんが、むしろタイトルから受けるイメージとは正反対。
 作者の母国語でないフランス語で書かれているため、文体は平易で読みやすいですが、淡々と綴られている内容は”すさまじい”の一言。
●川上弘美「椰子・椰子」
 わかったような気になるところとぜんぜんわからないところが読むたびに変わります。
 川上女史は「センセイの鞄」とかよりこういうタイプのが好きだ。(「蛇を踏む」みたいな…)
●エリナー・ファージョン「銀色のしぎ」
 いきなり童話です。現在手にはいるのはおそらく岩波発行の石井桃子訳のみですが、私の原体験は講談社刊の阿部知二訳。
 石井さんの訳よりもっと田舎くさくて訛りが強くて(指輪の瀬田訳どころじゃない)ベタベタですが、そのぶん強烈に映像が目に浮かびます。
 ドリュオンの「みどりのゆび」とか安房直子の「天の鹿」とか、子供の頃から私は”最後は遠いところへ行ってしまう”物語が好きだったようだ…(;・∀・)(か…変わってない!)
●所幸則「CHIAROSCURO〜天使に至る系譜」
 デジタル・フォトグラファー所幸則氏の、写真集でありCG集であり画集でもある本。ふんだんな画像の他に3DCGの手法などもみっちり解説してあって面白いです。(奥行きも深みもある作風なのに、本人のコメントはむしろ正反対に”あさーいカンジ”なのが微笑ましい(笑))
 …お高いので軽々しくオススメはできませんが(汗)





2.現在お勧めの食べ物五つ
 む…むずかしいなあ(汗)食べ物の好みはずっと変わらないので、いわゆるハマり物はないのです(;・∀・)

●「柚コショウ」何にでもつけます。鍋物の時期なんかは1瓶/1人/1週間のペースだったりします(汗)(高血圧で死ねる…)
 フン○ーキンのはちとしょっぱく、湯布院の○量塔のはちと辛いのでそれ以外で(笑)
●鎌倉Romi-Unie Confitureのコンフィチュール。
 Casino(コニャック風味のレモンマーマレード)がお気に入りデス♪
 公式サイトもありますので検索してどうぞv
●MARIAGE FRERESのCARAIBES。紅茶ではここ数年不動の一位。
 地元で買えないのでいつも銀座店から送っていただきマス(涙)
ひきわりじゃない納豆(……)カラシは入れない。タレとネギのみで。
 (おススメっていうか何ていうか…(汗))
●先月行った大阪・法善寺横町某フレンチ・ビストロのフォアグラソテー。もー、食べながら悶絶しましたわぁ…v
 お味、ヴォリューム、コストパフォーマンス共に満点です!
 (次はフォアグラとウナギのポアレを食したい!あと!(*゚∀゚)=3)





3.現在お勧めの音楽
 これも難しいなあ…(汗)音の好みって千差万別だから、いくら好きでも勧めようがないよ(;・∀・)
 パスしていいですか…(汗)(おススメのPVならいくつもあるんだけど!(笑))




4.現在お勧めその他五つ
●え     …、やっぱり超人蝙…(ぐはっ!!(゚д゚lll))
●気を取り直して(…)「ピラティス」!
 なぜなら一月で腹に縦線入ったから!!(笑)
 でも、DVDや本を使って独学で行うのは無理。最初だけでもトレーナーに付かないと自分の身体はわかりません。
●CAMPER(カンペール)の靴
 スペイン旅行の際にサンダル購入して、あまりの可愛さと履きやすさに惚れました☆革の質もいいしーv
 帰国しても現地から(真夏に)ブーツ2足も取り寄せてみたり。
 送料5000円くらいかかりますが、それを足しても国内価格で買うより数千円おトク!
 現在の日本公式代理店はサザビーになっとります。(ボッタクリ☆
 公式サイトもありますので検索してどうぞv
●モンタネールのカタルーニャ音楽堂
 音楽家アマデウスに対するサリエリと言えるのがこの、建築家ガウディに対するモンタネールな訳ですが(正確にはちょっと違うけど(;・∀・))日本人はバルセロナ行ってもガウディしか見ません。ついでに言うと関連本もほとんど出版されてません。
 しかしこれを見ないとホントに損です!むしろガウディのラ・ペドレラくらい(…)はすっ飛ばしてもいいからモンタネール観て!
 内部は昼間の見学ツアー(しかも日本語ツアーはない)か各種公演でしか見れませんが、出来ればコンサートのチケ取って夜の客席を!ステージを!
 (ちなみにこれはワタクシがコンサート前にコソコソ撮影したヘタレ写真ですが、本来内部は撮影禁止ですごめんなさい…(;>ω<)各国みんな撮りまくってたけど!(笑))
 
 ステンドグラス!
 
 ステージ!
 
 音楽堂公式サイトはこちら。→ http://home.palaumusica.org/

●白鳳堂の化粧筆
 ここの筆を使うと、それまで普通に使っていたブラシがチクチク感じて使えなくなります…それくらいなめらか、やわらか!
 シャ○ルとかディ○ールとかのOEM製品も作ってるくらいのハイグレードですが、ブランドネームのない自社製品は大変お手頃価格デスv
 公式サイトもありますので検索してどうぞv




5.おすすめを聞きたい五人
 いやもう…WEB友達ゼンゼンいないし(笑)時期も時期なのでここで打ち止めさせていただきマス!
 長々とご静聴有難うございましたv<(_ _)>
 稲城さんバトンありがとうございました!己のスカスカな内面を見つめ直すようで面白かったです(笑)
 


















 
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