セルフライナーノーツ。

2006年11月05日(日) …で、8つの”ない”って結局何だったの?@間宮兄弟 (ネタバレあり)


連休最終日、今日は『間○兄弟』と『かもめ○堂』の2本立てを見てきました。
地元の小さな映画館が、ロードショー落ちの作品を2本立てで流してくれるんですが、入場料が2本で1000円
(レディースデイなら800円!)
しかもこれがまた実にたまらんセンスのセレクトをしてくれるんですよ…(>ω<)
先日までは『ブロ山』『レ○ト』の2本立て(ある意味真逆の映画ですよね、ゲイとしての生き方、捉え方としては…)だったのでこれも美味しく頂きましたv
(その前に観に行ったのは『クラッ○ュ』&『ヒス○リーオブバイオレンス』だったな…お、重い…(汗))


さすがに超人映画だの指輪映画だのの大物系統はあまりやってくれそうにないですが(でも、今もう一つのハコでやってるのは『M:I;3』と『ユナイテッド○9』なのだ…うーむ、わからん(汗))、単館系とか邦画はたいていやってくれるので、最近はすっかりシネコンに行かなくなってしまいました…
レディスデーでも、仕事帰りだと疲れてやっぱり集中できないし。それなら日曜でも1000円で(2本も!)見れるし、こっちのがいいなぁ、とv
小さいながらもしっかり企画なんかもやってくれて、今回は『か○め食堂』にちなんで、近所の商店街のおにぎり屋さん提供の3食おにぎり販売したり(どうせなら『間宮○弟』絡みで塩むすびも作って欲しかった…(笑))、かもめ食堂の内部に飾られてた絵が原画展示されてたり…v(画家さんが地元出身の方らしい)
いつか、超人映画と蝙蝠映画、カップリングでやってくれないかなあ…v




映画としては、どっちもほのぼのしてオシャレで笑えて、優しくなれる映画でした。
でも、より面白かったのは『間宮兄○』の方かな。
登場人物すべてにクセがあり、見てて思わず笑っちゃうんだけど、そのどれもが多少なりとも自分の中にも存在する。してみると、人間って結局はみな似た者同士なのかな、傍目にはまったく違って見えるけどあのひともこのひともそして自分も、実は変わりないのかな、なんて思っちゃったりする。
恋愛フラグは最後まで立ったのか立たないのかはっきりしないけれど、何も幸せをそこにばかり定義しなくたっていいよね。うん。


『かも○食堂』は芸達者な主演女優3人がやけにオシャレで小ぎれいなインテリアやファブリックに囲まれて、その(見た目の)アンバランスさと雰囲気のマッチ感の気持ちいい映画でした。出てくる食事がおいしそうで、おにぎり食べながらもまだオナカ減って困ったよ…w
ただ、主人公がフィンランドで食堂を開き、かつオープン1月でも客が皆無、その後も常連にはタダでコーヒー飲ませてやったり…とあまりにも採算度外視なのが気になって気になって。
確かにこれはある種の(大人の信じたい)お伽噺で、そこにリアリズムを求めるべきではないのかも知れないんだけど…
わざわざリアリティの有る女優ばかり中央に据えて、なおかつあの年代の大人達(とその悩み)を描くんだったら、やはり金銭の問題は切っても切り離せないと思うのね。
主人公が、あえて雑誌に広告を出したり、日本食の理念を曲げたりしたくないと言い続けてるあたりに、”自営業の人は腸煮えくりかえるだろうな〜こりゃあ
(;・∀・)”なんてひっそり思ってました。
が。
同行者が原作を読んでたらしいので聞いたところ、主人公が宝クジで1億円当てたってエピが丸ごと抜けてるらしい…(笑)なるほど!
確かにそれもリアリティはない話だけど(笑)、それを聞けば、あの主人公があれだけ店の売り上げにも存続にも執着してなかったことは理解できるなぁ、と。
とまれ、どっちとも今度小説読んでみようと思います〜。(今読んでる「半島を出よ」が終わったら…(汗))






帰宅してちょこっとだけ、某超人/蝙蝠サイトさんの絵チャにお邪魔して、すんごいお宝画像を見せていただきました〜!!!
なんと…山羊×蝙蝠!!しかもそれをエロビとして撮影しようとしてるジョーカー…(とその他もろもろ…)
あんまり凄くて夢に見そうですヨおかはん…!!。・゚・(ノД`)・゚・。
オフィシャル様はいったい蝙蝠に何を求めているのだろう…(遠い目)














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