セルフライナーノーツ。

2005年09月11日(日) 書を捨てよ、部屋を出よう。


 選挙行ってきました。
 家を出る前に各派マニフェストなぞざっと読み返してみたり。
価格.comのマニフェスト比較表はお役立ちでしたぞ〜♪)
 前から思ってたんだけど、明文化の基準を政府はもう少しきっちり決めたらどうなんだろうか。
 ”よりよい社会をつくる”なんてのは当たり前にどこでも目指してるワケで、そのための具体的な指針を聞きたいのだ。
 小学生にだってわかる、”平均点80点以上取る”より、とりあえず”今より成績をあげる”とだけ書いてれば逃げ道もあるし達成率も高い。
 あれもこれも”減税”してもらえればそりゃ嬉しいけど、じゃあそしたら財源は何になるの?
 甘い餌ばっかりチラチラ見せてないで、そこんとこはきっちり公言しとくべきだろう。
 そんなこと考えつつ投票所に向かい、自分より若い候補者がいたことに軽くショックを受けるワタクシ……(;・∀・)
 
 
 
 
 
 
 昨晩は地元劇場にて舞台「電車男」を観劇。
 これで映画・ドラマ・舞台の3作を完全制覇してしまった…(笑) そんなにハマってたワケでもないのに!Σ(゚д゚|||;)
 や、でもこれが感心したことに、どのメディアも微妙にカラーが違いながらも、すごくよくまとまってるのです。
 個人的に、原作(?)に一番忠実な印象を受けたのは映画。
 ドラマはエルメス視点が入ることでやや普通の恋愛ものに近くなってるけど、同時にヲタの痛々しさもかなりリアル(笑)
 (チビノリダーのルックス云々じゃなくて、あの……ヲタ仲間との会話がたまらなく…こう……(笑)←○○氏、とか呼び合ってるあたり……_| ̄|○)
 電車男のルックスは、変身前もっともキモく、変身後もっともあか抜けてたのが今回の舞台版でした。すごいな武田真治!(笑)
 個人的には苦手なお顔なのですが、変身後の恰好良さときたら…”あれで電車乗っててスカウトされん方がおかしい!”てなくらい。
 そのせいか、イメチェンしてからはあまりヲタ云々の葛藤はなくなり、むしろ”自分の殻をいかに破って外の世界へ出て行くか”がメインのテーマになってたような気がします。
 彼を見守るスレッド仲間は6人と少人数だったけど(笑)、そのぶんリアクションも激しく個々のエピソードもちゃんと有り、よく笑ってじんわり感動できる舞台でした。
 毒男でもヲタでもチェリー(笑)でなくっても、人間誰しもコンプレックス持ってるものだから。
 それだけに、誰にでも共感できる部分のある物語なんだろう。事実でも、そうでなくても。
 今回の拾いものは30代のヒッキー毒男を演じた鈴木一馬氏! 昨年観た「浪人街」でも酔っぱらい演技が光ってたけど、この人はキレた役やらせるとホントに凄い!
 ルックスはそれなりによい格闘技ヲタ(?)って雰囲気だったが、やたらとクネクネ挙動不審で2ちゃん用語しか話さない(笑)
 あの男前な顔で”詳細キボンヌ!”とか”萌え〜(´∀`*)”とか”グッジョブ!”を大声で連呼している姿に、脇腹痛くなるほど笑わせていただきました。


 
 
 途中、電車男が客席通路に降りてきて、エルメスの手を初めて握ったときの話をしながら、実際に観客の手を取って語りかけるという演出があったのですが。
 基本的にどこの劇場でも女性じゃなく男性の手を握ってるらしい、というのは耳にしてたのね、たぶんウケるからだろうけど(笑)
 で、本日手を握られたのも果たして男性だったんだけど……白髪交じりのロン毛にキャップかぶってて、やけに玄人っぽいご様子。
 武田くんに手を握られても一向に動じず。逆に自分のハンドタオルで武田くんの汗拭いてあげたりしてて、何者だ…?と思っていたら……
 なんと(今回の舞台音楽も担当してる)武内享氏だったよ!Σ(゚д゚;)
 あまりに普通に座ってたんで、全然気づかなかった……帰りも普通に、客に混じって一人で退席してたしなあ。(久留米に戻ってたのかしら…)
 や、地方劇場では面白いハプニングでした(笑)
 


 
 ちなみにこの劇場で観劇中、私のふたつ隣の席にかの大杉漣氏が座ってたこともあり!
 品川徹(巨塔の大河内教授・ドラゴン桜の柳先生)と荻野目慶子の二人芝居を観に行ってたんだけど、もー隣が気になって気になってそれどころじゃなかったよ!(笑)
 (品川氏と大杉氏は昔転形劇場で一緒?だったらしい…。ちなみに後で調べてみたら、大杉氏はこの頃ちょうど隣の区で映画ロケ中だったようだ(笑))
 テレビで見るより御髪がやや心細かったけど(笑)、全身黒ずくめでとってもダンディでしたわん♪
 
 
 







 
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