セルフライナーノーツ。

2005年09月06日(火) 台風天国。(※「ロック・ユー!」ネタバレ)


 ブリちゃんの子供の名の筆頭候補が”ロンドン”だとか何だとか言うゴシップ記事。
 いや、ロンドンでもベガスでも何でもいいんだけどさ、次点の候補がショーン!しかもミドルネームがプレストン!!
 ブリ、実はリベリオンマニアか?!(馬鹿な…(笑))
 
 
 
 それとは何の関係もなく、本日より新コンテンツ「MOVIES」はじめました!*(´∀`)*(冷やし中華…)
 週末にでもゆっくり…と思っていたんだけど、台風14号のおかげで有休取っちゃったからね(笑)
 しかし実際には、今現在(6日夕方)でもそれほどでもないカンジ。出勤するべきだったかしら…
(交通機関がSTOPしても、出社はできるのです。何せ徒歩でも20分だしな…(汗) ←帰りは毎日歩いて帰ってます。運動のため(笑))
 去年デカいのが来た日は頑張って早めに出勤してたんだけど、午後は全社無理矢理帰宅させられたんだよなぁ。
 別の時は、短い停電が頻繁にあって、とてもPCで作業できる状態じゃなかったし(汗)
 明後日も私用で夏期休暇申請してるので(うちは7〜9月間の好きな時期に一定の休みを取るシステム)、明日は這ってでも出社せねば!(;>ω<)
 台風には慣れた土地とは言え、災害はいつどんな風に起きるかわからない。
 これ以上被害が大きくならないよう祈ります。
 
 

 
 そんな訳で前倒しに始めた映画コンテンツ、まずは先日からきゃわきゃわ言ってます「□ック・ユー!」から。
 2001年公開の映画を何で今頃…ってカンジですが、先日ひょんなことからDVD見ることになり     気づいたら、すっかりハマっちゃってた、と。(笑)
 いや、当時のCM見て、軽いノリのアイドル映画だと思ってたのですよ(;・∀・) QUEENの曲とコスチューム・プレイ適当に混ぜただけの。
 まあ、王道の熱血青春映画ってことは間違ってないのですが…何て言うかこう、すごく後味のいい映画なのね。エピソードも過不足なく、バランスよく。
 よほどシーンの取捨選択の巧い監督なんだろうな、と思ってみたらば、「L.A.コンフィデンシャル」のヘルゲランドが監督・脚本だったのね!納得。
 自分の作品をものすごく客観的に見れる人なんだろうなあ、このひとは。
 最近長尺映画ばかりが増えてるのは、大半の監督にはそれが出来てないってことだと思う。だって、2時間足らずでこれだけ綺麗に物語は纏められるんだから!
 反対に中身が足りなさすぎなのも、あったりするけど(汗)。


 
 
 ストーリーはわかりやすく、14世紀の馬上槍試合をキーワードに、平民の若者の恋と立身出世とを描いている。ホントにそれだけ。
 しかし登場人物が皆魅力的なのと、あとはちょこっとだけ王道を捻ってる演出が、”よくある話だけど、残る映画”に仕立ててくれてる。
 BGMにロックを使ってるとかそういうことより、たとえば、主人公ウィリアムの出自のエピソード。
 普通この手の話だと冒頭に持ってくるだろうと思うんだけど、この映画では中盤のやや話がだれ気味になったところで挿入される。
 無鉄砲で脳天気に見えていたウィリアムの生い立ちが明かされ、にわかに重みが増してくる。
 それから3人のヒロイン達。
 厳密に言えばヒロインは主人公の恋する貴族の姫君ただ一人なわけだけど、加えて、その侍女と、主人公を助ける女鍛冶屋も話に絡んでくる。
 演じる女優陣のルックスから言えば、一番姫君らしいのはこの女鍛冶屋なのだ。姫君を演じているのはかなりエキゾチックでワイルドな美貌の女優さん(ちょっとアンジェリーナ似)。
 これには当時賛否両論あったみたいだけど、見ただけで役柄が一目でわかるような配役じゃないのがまた、イイ!と私は思った。
 特に姫君ジョスリンは、終盤で主人公の父親を貧民街から捜し出し決戦の場へ連れてくるという介さん角さんも真っ青な隠密行動を取るのだが、この時彼女は競技場の客席に自分の侍女を残していってるのね。
 侍女と一緒に、とか侍女に行かせる、じゃなくて自分一人で行動できちゃうお姫様!
 つくり話だから、と言っちゃえばそれまでだが、演じた彼女は、そんな姫君にはぴったりのルックスだったと思うなぁ。
 

 
 
 男性陣もまた、よりどりみどり!
 さわやか白い歯グッドルッキングの主人公ウィリアムはもちろん、まったり体型の割に小器用なローランドとかかなりの珍妙テンションなワット(でもコレが泣かせてくれるんだなー)の凸凹コンビとか、ペンの代わりに弁舌で戦う(?)文豪チョーサー(いきなりオールヌードで登場!)とか。
 やたらにクルクル巻いた髪とバシバシ睫が某最強乙女騎士を思い起こさせる(…)宿敵アダマーや、あっさり薄味に登場しといて、ディナーのメインをかっさらっちゃう黒太子エドワードとか!!(*゚∀゚)=3
 いつもなら私的にはアダマーに入れ込んじゃいそうなトコなんだが(笑)、彼のシーンはかなりカットされてるようで、キャラに奥行きがちょっと足りなく感じた。
 まあその前に…黒太子にメロメロにされちゃってたからネ!!(笑)
 あの出方は反則だよなあ…でも恰好いいよなぁ…v
 気品もありちょっとヒネたカンジもあり…次代のボンド候補、大納得!(蔵イブ・応援よりよほどイメージ合うと思うんだけど…)
 笑うと途端にやんちゃっぽい表情になったり、ちょっと御髪が心許ないのも可愛くて仕方ない〜*(´∀`)*
 何より、ウィリアムVSアダマー最終決戦の時の、黒太子の心配っぷり&のめり込みっぷりがたまらんのですv
 そうかそうか、そんなにウィルが好きか!(笑)



 
 演ずるジェームズ・ピ○アフォイはオーディションで、あの「跪け」のシーンにて黒太子役を勝ち取ったそうですが。
 確かにあの「跪け」………何度聞いてもたまらん。(;´д`)ハァハァ
 厳かに、とか。許し、与えるなんて傲った意味合いじゃなくて。
 ちょっとニヒルな、でもちょっとお茶目なカンジに顔を歪めて、顎しゃくってみせるんだよねー!!旧知の友人にするみたいに。
 ああ……また聞きたくなってきた、あの「跪け」。(笑)
 これ以外では、ウィルとの2度目の対戦の時に「槍だ!」って叫ぶシーンがね、オススメv
 ……なんてったって「ラーンス(槍)!」ですから。
 (王朝好きには)もうたまらん。(笑)
 大作とか名作って訳じゃないけど、良くできた王道の娯楽作品だと思うなあ。
 (ベタ○ーの名演は泣かずにはおれんし!)
 未見の方はぜひ見てみてくださいvちなみに今月末には廉価版DVDが限定再販の模様(笑)。
 買うべし!!ヽ(`Д´)ノ








 
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