セルフライナーノーツ。

2004年11月21日(日) 毎週水曜千円の娯楽。


ふぁぁ……ようやくアラボロ(本命!)に着手したのですが、すすまない…(´Д`;)
そろそろ、美辞麗句(←私にとっては指輪は美文なのですよ!(笑))書くのに飽きてきたのかも?(笑)と、言うわけでひょっとしたら、現代設定の藻豆かスミワヤの方が早く上がるかも知れません。
火曜の休みも入れて何とかなるといーなーv



最近新規スミワヤラーさんからのパス請求をぽつぽつ頂いておりますv
皆さん、何でハマられたのかしら…アニメの再放送とか、ケーブル系かなぁ?それとも、やっぱり原作?
映像に較べればやっぱり、紙媒体は広く長く人に伝わるメディアなのですよね。
しかも、ヒカ碁はストーリーとしてはあまり流行に関係のない、古きよき精神スポ根物語(?)だし。大人が安心して子供に読ませられる漫画だと思います。
まあ、こういう考え方↑もどうかとは思うんだけどねー…(^-^;
大事なのは読む対象を選別するんじゃなくて、まっとうな理解力をつけさせることなんだから。
乱読もある程度は必要だと思うんだけどな…(って、文盲のお前に言われたくないヨ!ヽ(`Д´)ノ)



細々ですが指輪コンテンツも一応始動したということで、サーチエンジンに一つ登録させて頂きました。■Movies woman Search■さんです。
指輪系検索エンジンにはまだ登録できるほどの中身がないのですが、映画系コンテンツということでなら、一応BRも踊るもあることだし…(^-^;
しかし、今はこれだけの数の女性向け映画サイト(サークル)さんがあるのですね!凄い!CSI科学捜査班(←今一番お気になドラマv)まであるよ母さん!!(;´Д`)ハァハァ
それにしても、蜘蛛サイトってハリピタが多いんだぁ…(しみじみ)
私、1作目見た時から断固ハリ受派なんですが…(笑)
あの、フィジカル的には恵まれてるけど、メンタル面では徹底的に飢えてるところとか、いたいけで根拠のない強がりっぷりとか、ギリギリまで行っても素直に助けを求められないところとか……2作目のラストとかもう、震えましたヨ!*(´∀`)* 堕ちろ〜!堕ちてゆけハリー!!(笑)
いや、ただ単にフランコたんが好みvだってこともありますが。(笑)
早くソニーのDVD出ないかな〜v(もう出てる?)



先日の日記にも書いた通り、当面ビンボウ月間なので、映画見に行く以外はなるべく大人しく過ごしております(とほほ(涙))
先々週はコラテラル、先週は笑の大学を見て来ました。
前者も後者も、まあ、出来は予想通りだったかな。70〜80点の満足度です。
(以下、あまりネタバレでない感想)




マイケル・マンは、大好きな監督なのです。(『インサイダー』は墓の中まで持っていきたい…( *´∀`))
長尺・音楽に頼りすぎ・スローモーション使いすぎ、と、どちらかと言えば私の嫌いなナル臭のする構成(笑)が多いのに、嫌いじゃないのはやはり好みが合うんだろうなぁ。
音の好みだとか、お涙頂戴演出をギリギリのところでスパッと切るタイミングとか(コレやりすぎるとOD2の本広演出のように最悪になります…)、ラストをけして盛り上げない(誉めてます!)ところとか…。妙に恋愛を絡めてこないのもいい(笑)


今回もその辺りの手腕は十二分に発揮されていて、沈黙であったり目線であったり、そういう言葉でないものに意志とか過去とかを感じられる、彼らしい映画でした。
ただひとつ残念だったのは、『地下鉄で死んだ男の話』を最後にもう一度ヴィンセントに語らせたところかな。
マン映画が好きなのは、所謂キメ台詞で盛り上げないところとか、言葉を使いすぎないところなんですが。
あそこまで念押しされると私にはクドい。もともとオチを読むような話じゃないし、余韻を楽しむために、サラリと流して欲しかった…。
トム氏の起用はうーん、もっと枯れたカンジの役者持ってきた方が、雰囲気は出たと思う(汗)彼が悪いわけじゃないと思うんだけど、あの人はどうしても画面の中央にきちゃう俳優なんだよな…(O田氏みたいに)←悪い意味で(-_-;)
(でも、けして悪くはなかったです。ジェイミーも、ウィル・スミス夫人も。)
さすが映像美のマイケル・マン!てカンジで、ロスの夜景は申し分なく美しかった。この映画でしみじみ思ったんだけど、マンの映像って、美しいけど、自分の目でも見れそうな撮り方なんだよね。
夜景にしても、ヘリで見る遙か上空からの俯瞰じゃなく、高速道路や高層ビルから目にできそうな距離感。ジャズバーで緑のライトを反射する、黒人ミュージシャンの肌の色。
先日、ブルーノートで久々にケイコ・リーを聴いてきたのですが、何となく同じ空気感が伝わってくるような気がしました( *´∀`)



『笑の大学』は数年前、幸運にも地元で、舞台再演の大楽を見たのです。
カーテンコールで懸命に手を叩きながら、顔は笑いつつわんわん泣いているという、何とも恐ろしい顔芸?を初めて体現いたしました(笑)
某Mパレスという小さなハコで、通路まで追加席のパイプ椅子がぎっしりで。
通常ならあり得ないことだけど、感動のあまり(?)ひとりが客席から駆け寄って西村氏に花を手渡し!その後数十人がプレゼントを渡せる僥倖に恵まれて、最後にお二方から短いご挨拶までがありましたv
机と椅子だけのシンプルなセット、二人だけの登場人物。
それまでは割と大がかりな舞台しか見たことがなかったワタクシ、こんなにシンプルな舞台でこんな面白さが味わえるのか!と目からウロコがボロボロ落ちたものです。
ただそれだけに、映画化の話を聞いた時は正直、”うう〜ん?”と。
話が面白いのはわかってるのです。映画版キャストの役所氏と稲垣氏についても、諸説ありましょうが、まあナマ舞台じゃないのだから、それなりに魅せてくれるんだろうなとは思ったし。
問題なのは、あの、すべてが検閲室の中という設定で。しかも、そんなにアクションの出てくるような話でもない。映画2時間、アングル変えるくらいで果たして持たせられるんだろうか…?


結果、映画では””の風景もいくらか取り入れられてましたね。
けれどそれで雰囲気が壊れたわけではなく、景色としてながれてゆく外の現実はとても良かったと思う。(個人的には、向坂を劇場内には入れない方がいいと思ったんですが。劇場の入り口での逡巡と、一歩踏み込む背中と…あとは翌日の、椿との会話の中に見せればよかったんじゃないかなあ…(^-^;)
ただ、キャスト的にどうこう言うのではなく、これはやっぱり、舞台とは違った作品になっているんですね。映画版は、舞台の脚本という道具を使って、表現の自由からやがてくるだろう戦争への悲哀や怒りまで話を広げている。
もちろん舞台版にもそういうところはありましたけど、そのへんの重いテーマを前面に押し出さないようにするのが三谷さんですから。(笑)
でも、それをスクリーンでやってしまうと、ただの締まりどころのない映画になっちゃうんだろうな、きっと。
珍妙アングル好きの星監督にしては、随分まっとうな映像でしたね(笑)カメオ出演の加藤あいには気づかなかったよ…
(木梨と木村多江ねーさんにはちゃんと気付いたのに!(;>ω<))



そんでもって今週木曜は『レディ・ジョーカー』の試写に行ってきます。
原作持ってるけど読んでない……折角なので、もう読まずに行きます(笑)
(高村薫、大嫌いなのに何故10冊以上持ってるんだろう私…_| ̄|○ )








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