セルフライナーノーツ。

2001年12月08日(土) 百八つ鐘が鳴る前に。


金曜から有休取って、某県黒川温泉へ。
高速は一切使わず、片道およそ4時間のドライブ。
運転手が他に3人もいたおかげで、私は専ら役立たずのナビに専念(-_-;)
(考えてみたら、最後に自分でハンドル握ったのって何年前になるだろう。。。)


久々の温泉はもう!最高の一言。
除夜の鐘でも逃げやしないこの煩悩の塊が、すんなり流れて消え去ったくらいに(笑)
憧れのお宿は館内のインテリア・サービスもさることながら、内風呂・露天併せて10種近いお湯があり、全部網羅するだけでもうお腹いっぱいに!
(もちろん、お食事も地ビールも熱燗も美味〜♪でもおでん食べ損ねた。。。涙)
”美人湯”と呼ばれる女性専用露天風呂のお湯は掌に掬うだけでまったりと柔らかく、なんとも優しい気分に。
薄暗い部屋の灯り、散歩に出た夜道は排水溝から立ち上る湯気と硫黄で別世界のように霞み、その遙か上の星は息づくように強い輝きで。
白い息を吐きながら部屋に戻ると、お夜食のぜんざい(ほんのちょっぴりv)が抜き打ちで運ばれて来て、もういやがおうにも癒されまくり(笑)。
ちょうど部屋で付けた某番組では温泉特集をやっており、そこにたった今自分達が入って来たお湯が!
妙なデジャビュを感じつつ、山間の夜は更けてゆくのであった。。。


数あるお湯の中でも、一行が一番(湯質の)気に入った蘇の湯。
蕩けきった身体を伸ばしながら眺めた効能書には。
『”切り傷・神経症・ヒステリー”によく効きます』。
。。。なんか、コワイ。
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