セルフライナーノーツ。

2001年11月22日(木) ライク・ア・ヴァージン。


。。。って、こういう歌詞だったのねー。。。(^-^;
(しかし意味を知って改めて観るとあのプロモ、マドンナの演技は全くイケてなかったのではないかと思われ。。。)
などと、ほどよく懐メロに浸れる映画、『ムーランルージュ』。
本日観て参りました。


半ば付合いで観に行ったようなものだけど、終わってみればかなり愉しめる1本!
特に洋楽、ミュージカル、オールドムービー等に造詣の深いひとはめちゃ買い!でしょう!(>ω<)
ほどほどにしか知識なくても大丈夫、メジャーどころを押さえてあります(笑)
(ちょっと萎える選曲もありましたが。。。特にYourSong。元々エルトン・ジョンあまり好きくない上に、あの曲聴くと条件反射のように『イグアナの娘』のEDが浮かんでしまう(-_-;))
好きな映画、好きな音楽、好きな女優へのオマージュを、これだけコストかけて華々しく表現出来れば、誰だって幸せだろう。。。監督、さぞや楽しかっただろうな(笑)
そんな雰囲気が全編通して伝わってくる映画です。
ただ、予告映像を見て、ロマンティックな恋愛モノだと思っていくと大間違い!
浪漫とかエレガントさとはほど遠い。。。言うなれば、恋はスリル・ショック・サスペンス!(笑)
スピード感溢れる映像、ゴージャスな衣装、キレのいいギャグ、迫力のダンスシーン、それら総てが”そんなんありかい!(;>ω<)/”と突っ込みたくなるようなご都合主義的ストーリーを強引に押し流してくれます。
(ロマンスを観るなら、上映前に流されたSWエピソード2の特別予告編の方がよほど。。。(笑))
それでもニコールは(ちんくしゃだけど)神々しいほど美しく、ユアンも(胸毛濃いけど(-_-;))初々しくロマンチストで、ラストは(定番でも)それなりに泣けちゃったり。


バズ・ラーマン監督の前作『ロミ+ジュリ』では、もう全く世界に入り込めなくて苦笑するのみだったけど、『ムーランルージュ』は映像と音楽のコンピがなかなかに巧く行ってるようで。観ていてホントにワクワクしました♪
そもそも、古典文学をそのまま現代に持ってくる、という点からして『ロミ+ジュリ』は失敗してたんだよねー。
(映画終わって開口一番の感想が”てめ、デンワしろよ、ロミオ〜!(;>ω<)/”だったから(笑)。)
現代を舞台にしといて、無理矢理電報で連絡取らせるっつーのが何とも中途半端で。。。携帯で、とまでは言わないけど、公衆電話くらい使えるだろ(汗)
その点今回は、過去の物語の中へ現代の音楽を持って行った、というところが成功要因だったように思うです。
『ムトゥ』などのインド映画とか、ミュージカルに抵抗のないひとにはおすすめ。
まさにエンターテイメント!な作品ですv
(そうでない方にはちょっと、ヒいちゃうところもあるかも。。。)


ところで。
エンドクレジット(これがまた結構イイカンジ)をじっと眺めてたら、キャストの中に何とオジー・オズボーンの名前が!(;>ω<)
み、見間違いじゃないと思うんだけど。。。一体どこに出てたの?!
どうしても知りたくてパンフまで買ったのに、どこにも書かれてない〜(涙)


どなたか、気づいた方いたらこっそり教えてください。。。m(_ _)m
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