セルフライナーノーツ。

2001年04月13日(金) ホームシアター。


気づけば13日の金曜日。(米国では『エクソシスト』上映を休止するとか?(笑))
そしてバロワ更新未だままならず。
といってもね、半分くらいは書いてるんだけどね、どうにもネムくて。。。
時節柄飲み会多いし。(笑)
こ。。。今夜(明日か?(笑))、がんばろ。。。


今週はWOWOWで録画した映画を深夜にちびちびと観る、ホームシアターな1週間だった。幸せv
『理想の結婚』『橋の上の娘』『イグジステンズ』『アメリカン・ヒストリーX』『娼婦ベロニカ』『スリーピー・ホロウ』そしてついでに『羊沈』と『マトリックス』(笑)
いずれもハズレなし!(←金を払わないが故の好意的見解(笑))
下に幾つかご紹介。

『理想の結婚』
何と言ってもストーリーとテンポがいい!シェイクスピア戯曲を現代スピードに近づけているカンジ。主演のケイト・ブランシェット、『エリザベス』の時にはただの眉無し女で私的には非常にインパクト薄かった(笑)が、この作品では(同じコスチュームプレイにも関わらず)持ち味を良く出している。
でも(直訳だけど)邦題ひどいね。(笑)(by署長(笑))

『イグジステンズ』
公開当初映画館に行こうと思いつつ、機会を逃してしまっていたこの作品。
。。。行かなくてよかった〜(汗)いや、自分的には面白かったんだけど、やっぱ腐ってもクローネンバーグ(笑)、連れが脱落していたのは必至だろう。
彼の作品は確かにグロいんだけど(今回も魚だのカエルだのかっさばいてたし、背中のポートも。。。)、それでいて不思議な妖しさがある。ギーガーにも似た、奇形のみが生み出す陰惨な美というか。。。ガウディにもちょっと通じるかも。
そして断言。彼にはきっと(彼がヘテロであるか否かに関わらず)、男に×××を突っ込みたい、という願望があるに違いない!これ確信!(笑)
ジュード・ロウが背中のポッドにプラグ差し込まれるシーンなんてまさにその具現だ。異物をさして抵抗なく受け入れる女、苦痛の色も露わな男。うーむ。
そういえば『裸のランチ』の中には喰われながら男と交わる少年がいたなぁ。。。と思いだした。こう書くと何だか美しいな(汗)骨だけになってんだけど(笑)
内容はまさにゲーム、そのノリで楽しもう。
そしてこれもPG−12指定(笑)

『アメリカン・ヒストリーX』
哀しかった。
世に言う善悪なんて、頭でわかってたってどうしようもないこともあるのだ。
ラストは半ば祈りながら見た。どうか、何も起きないで欲しいと。
(ラスト急展開を好む私がこんな風に祈ったのは、あの『バッファロー’66』以来だ(笑))
肌の色によって起きる人種間の諍い・極右運動・ネオナチetc、有り難いことに自分達はそれから離れた場所にいる。結局は自業自得、それでもこんなにやるせなく胸は痛む。
だが、見方を変えれば非常にヴィジュアルの愉しめるフィルムでもある!
スタイリッシュな映像、ストリートギャングのヘッドであるエドワード・ノートン、エドワード・ファーロング演ずる兄弟はいずれもスキンヘッズ。
ノーブルな美形だからこそ見られる坊主頭。これぞ極限の美!(笑)(でないとただのヤ○ザだし(笑))太郎ちゃんも坊主似合うよなーv
回想シーンのモノクロ映像、透き通る蒼い瞳の美しさ。
更には刑務所内での×××シーンもあり!(笑)(萌え、というより酷く痛々しい(泣))
"6針縫った"なんて台詞聞かされると、自分もおいそれとあんあん云わせてる場合じゃないな、と反省することしかり。(←方向違い)


そんなこんなで寝不足は募り、再openは遠のき、やっと購入した『インサイダー』のDVDをゆっくり見る暇すらない。。。待っててねワイガンド!(^-^;


昨日新ドラ『R−17』で栗山千明を見かけて思ったのだが。
役に関わらず、彼女はどことなく表情に陰のようなものがある。(←蛇足だがこれは織田も同じだ(笑))
綺麗なコだけど、その点が私はどうにも貴子のイメージと微妙にずれる。
貴子ってもっと、こう、スコーンと天然に突き抜けてるトコがあると思うんだけど。
映画からバロワ入りした私だが、原作を初めて読んだ時に浮かんだ貴子のイメージは、(今も変わらず)モー娘。の飯田である!(演技力?まあ気にするな!(笑))
あの天然ぶりといい美貌といい、(その割に)色気のないところなんか、特に!(笑)
先日『ピンチランナー』観ててつくづく思った。
。。。どう?(笑)
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