ねんねん仔猫
DiaryINDEX|past|will
上の娘の卒業式だった。
私立のこの高校では ラップの曲にあわせて生徒が入場。 700人以上入学したはずの子供が 550人まで減っていた。
生徒の答辞は スライドにあわせて、生徒がその思い出を話す。
「●●ちゃん、俺のことを「あんたは私の鬼門だ」とか いろいろ言ってくれたな!俺はむかついた。 でもあれはいろいろ心配して言ってくれたんだよな」
「●●先生、私が病気になって入院した時、 一番にお見舞いにきてくれたね」
「部活で試合の前に怪我をした。俺は試合に出たかった。 先生は「お前しか出る奴はいない。」と言って試合に出してくれた。 結局試合は負けて、先生にも皆にも迷惑をかけた。 でも本当に嬉しかった。みんな、ごめんな。ありがとう。」
沢山の生徒が生の声で 色々な思い出を話す。 男の子が泣きながら話す。 女の子が泣けて話せない・・・
ありきたりの卒業式よりも ずっと子供の気持ちが伝わってくる。
問題ありの子供も多い中で 先生とぶつかり、喧嘩しないと卒業できなかったのかもしれない。 先生のお蔭で、途中でやめずに済んだのかもしれない。
でも、関係が希薄になって居る中で、 とても素敵で新鮮にうつった。
これからももっと大変な事があるだろう でもずっと、ずっと、 負けずに頑張ってほしい。
|