ねんねん仔猫
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2006年02月17日(金) 卒業式

上の娘の卒業式だった。

私立のこの高校では
ラップの曲にあわせて生徒が入場。
700人以上入学したはずの子供が
550人まで減っていた。

生徒の答辞は
スライドにあわせて、生徒がその思い出を話す。

「●●ちゃん、俺のことを「あんたは私の鬼門だ」とか
いろいろ言ってくれたな!俺はむかついた。
でもあれはいろいろ心配して言ってくれたんだよな」

「●●先生、私が病気になって入院した時、
一番にお見舞いにきてくれたね」

「部活で試合の前に怪我をした。俺は試合に出たかった。
先生は「お前しか出る奴はいない。」と言って試合に出してくれた。
結局試合は負けて、先生にも皆にも迷惑をかけた。
でも本当に嬉しかった。みんな、ごめんな。ありがとう。」

沢山の生徒が生の声で
色々な思い出を話す。
男の子が泣きながら話す。
女の子が泣けて話せない・・・

ありきたりの卒業式よりも
ずっと子供の気持ちが伝わってくる。

問題ありの子供も多い中で
先生とぶつかり、喧嘩しないと卒業できなかったのかもしれない。
先生のお蔭で、途中でやめずに済んだのかもしれない。

でも、関係が希薄になって居る中で、
とても素敵で新鮮にうつった。

これからももっと大変な事があるだろう
でもずっと、ずっと、
負けずに頑張ってほしい。


ステママ |MAILHomePage

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