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■ 2008年07月05日(土) 蟹と星 <画像あり>
今のうちに広島ら辺で行っておきたいのに行ってない所に行こう第二弾!
今日は通院後の行動開始なので、まずソレイユのマザーリーフによってお昼ご飯にワッフルを食べ、それから広島市内唯一の国宝建築物である不動院へ向かいました。
何しろ原爆で壊滅的被害を受けた広島市ですから、戦前の建築なんか殆ど残っていません。特に木造建築なんか、あっさり焼失したでしょうね。市の中心部にも多くの神社がありますが、みんな社殿が新しめなのは、氏子さんたちが尽力して再建資金を集めて、再建したからでしょう。戦後すぐに再建出来た寺社なんか、きっと少ないと思います。
こちらの不動院は、爆心地から3.9km、牛田山の山麓に位置していたため、運良く原爆の戦火を免れることが出来たのだそうで(爆風の被害はあったそうです)。金堂が国宝指定で、室町時代の建物のよう。現存する唐様の建築としては最大の遺構だそうです。 他、金堂内の本尊・薬師如来坐像や鐘楼堂、梵鐘、楼門が重文に指定されています。 一通りお参りをして、寺務所で御朱印をお願いしていると、すぐ前の小川を覗き込んでいた相方が「でかいカニがいる・・・」と。は? でかいカニ? こんな小川に?? 思わず見に行った私。ビビりました。 だって川だぜ? それも小川だぜ? サワガニって精々5cmくらいのモンじゃないの? でもそこにいたのは甲羅だけで5cmを優に超えそうな立派なカニでした。アンタ一体何ガニ!? あーこの写真で大きさ伝わるかなぁ。コイツだけじゃなくて、もうちょい下流にもう一回り小さい(でもサワガニなら十分でかい)カニもいました。
続いて訪れたのは、同じく市内の比治山神社。こちらは本殿・拝殿とも原爆で焼失し、昭和29年に再建されたそうです。
境内では神職や巫女さんが作業中。七夕の準備だろうか。でも拝殿でお参りしたら、ちゃんと御幣を振って祓って下さいました。
比治山神社の江戸時代までの社名は、黄幡大明神。社紋は亀甲の中星。星神の影を感じてなりません。だって黄幡って九曜の羅睺ですよ? そういえば府中町のソレイユからやたら道幅の狭い安芸山陽道を海田方面に抜ける途中にも、黄幡社があったよーな。 神仏分離の際に社名を比治山神社に変更しているあたりからも、神仏習合の香りがぷんぷんしてきますね! 私は神仏習合大好きですが。 黄幡神は道祖神的な祀られ方をしてることが多いようですが、日本ではスサノオと習合したようです。確かに比治山神社の祭神にはスサノオが含まれてますね。主祭神はオオクニヌシのようですが。
後半は予定以上にマニアックな日記になってしまったわ。
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・過去の「今日」。
2007年07月05日(木) 物欲との戦い 2006年07月05日(水) NEWS大好き 2005年07月05日(火) 名披露目
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