|
|
■ 2006年06月14日(水) 放送禁止
最近はエレベーターが話題です。昨日も今日も色んな人がテレビカメラの前で喚いてますね。「住民の命を預かってるんでしょ!?」「殺人エレベーターだ!」。社長や責任者相手ならいざ知らず、エレベーターに同乗するために派遣されてきてる(多分)平社員にまで文句。あんな言い方じゃ頭下げてる平社員だって表情とは裏腹にはらわた煮えくりかえるんじゃないでしょうか。
はっきり言ってね、不愉快なんですよ。何にってああいう映像を平気で垂れ流すテレビに。そりゃあ住民も怒るでしょう。それは判ります。でも怒りを感情のままぶつけてる姿って、はっきり言って美しくない。いや寧ろ見苦しい。被害者でない私はその怒りを同じ温度では共有できない。それをさも「国民全員の怒り」であるかのように報道するテレビ局に、そして怒っている人たちにまで虫酸が走っちゃう。
今回のエレベーターの事件だけじゃないでしょ。姉歯氏とかの一連の事件の住民さん達も、ライブドア事件の株主さん達もそうだしさ(「安物買いの銭失い」という言葉が脳裏をよぎって仕方なくなってきました)。
ああいう映像見てると、段々と怒っている人々の方に嫌悪感が増してきます。 「嫌なら乗るなよ。階段使えよ」 ニュース見ながら思わず毒突いてしまった今宵。悪いのはテレビ局です。きっと。 ああいうテンションの高い負の感情を公共の電波に乗せて垂れ流すのは本気でやめて欲しいわ。精神衛生上よろしくない。こっちまでイライラムカムカしてくる。
**************
・過去の「今日」。
2004年06月14日(月) フォントトラブル
|
|
|
|