琴 星 商 事 日 乗
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2006年02月13日(月)
  名字の日

 今日2月13日はは名字の日だそうです。何故かというと、1875年に「平民苗字必称義務令」という太政官布告が出されたのが2月13日だから。

 珍姓大辞典を閉鎖してからも、個人的に珍しい名字は集め続けてます。珍しい名字を見かけたらその都度携帯のフリーメモに登録しているんですが、現在100件近い登録数。読み方が判らずに放置しているものもあり、ホント日本人の名字は奥が深いな、と思います。早くPCに整理してフリーメモを消去出来る状況にせねば。

 さて、1875年と言ったらたかだか131年前のことです。その時に名字を初めて名乗った日本人も多かったというのに、既に由来が判らなくなっている家も多いようです。夫の実家も例に漏れず。
 一昨年、義祖父の法事で夫の親族が集まった時、叔父が名字の由来を調べていて、名字と同じ名前を持つ地方自治体(市町村クラス)に行ったとか何とか話しておりました。夫の先祖は1875年には現在義祖母が住んでいる土地にいたことは間違いないんですが、それにも関わらずその自治体は遥か遠く。
 いくら同じ名前でも絶対関係ないから!(心の叫び)
 「平民苗字必称義務令」によって名字を持つことを強制されたけれど、どんな名字にしたらいいか困った人々がどのように名字を付けたか。そのくらいの知識は持っています。だから「関係ない」って確信持って言えるけど、言う立場にないし別に言う必要もないし。でも家に帰ってからネットでちょっと検索かけてみました。
 ・・・お? ・・・おお!? すぐ隣町に同じ名字の大庄屋がいるじゃないか! てことは・・・

結論:近くの庄屋さんの名字を頂いた

 ・・・随分簡単に結論が出てしまった・・・。
 近所の人たちが名主さんや庄屋さんの名字を頂いた、という例はかなり多いです。友達に珍しい名字の子がいましたが、その子の家もそうで、実家の一体には同じ名字の家がいっぱいあるんだとか。多分夫の実家もこれで間違いないです。その庄屋さん家が何でその名字を名乗ったかまでは判りませんけど。

 みなさんも名字の由来を調べる時は、遠くのものより近くのものに目を向けましょう。由来は無関係の土地には転がってません。

 以上、名字の日らしい話でした。でも今日は「銀行強盗の日」でもあるんだって( ̄m ̄*)


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・過去の「今日」。

2004年02月13日(金) 恒例行事
2003年02月13日(木) 東風吹かば
2002年02月13日(水) 温暖化により

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