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■ 2004年10月20日(水) 重たい一日
特大台風がやってきた朝。強風域に入り強くなってきた風の音を聴きながら、6時頃、眠りに就いた。 目が醒めると、寝室の窓は台風による風と雨で凄い音を立てていた。 「ピンポンパンポーン♪」 いつものやたらと暗い防災無線の音がする。しかし、台風が近付いていることを告げているのは判るが、細かい内容は風の音にかき消されてしまって聞き取れない。 ビュオーーーーーーーーガタガタガタッ。 「・・・」 布団にくるまったまま、考える。頭の上の窓ガラスが割れたら、嫌だな。 「・・・」 まだ4時間くらいしか寝ていないけれど、取り敢えず起き出した。
テレビを付け、チャンネルをNHKの台風情報に合わせる。台風はまだ海の上で、こんなに風も雨も強いのに、未だ暴風域には入っていない。予報が直撃コースではなかったから「大したことないだろう」と高をくくっていたのに、何だこの風雨は。強風域だというのに、既に暴風・大雨洪水・波浪警報が発令されている。そして、台風が近付いているというのに、寒い。そして、まだ眠い。寝室から毛布を持ち出し、ソファの上でテレビを見ながらうとうとすることにした。
11時の推定暴風域は、ちょうど我が家の辺りをかすめるかどうか、くらいの位置だった。いずれにせよ、1時間以内には確実に暴風域ってことだ。 しかし、いくら寝ても眠い。目が醒めた時にメールのレスをしたりご飯を炊いたりし(おかずの方は、台風に備えておでんが昨夜からシャトルシェフの中にいる)、またソファに戻って毛布にくるまる。こんなに「重たい」のは特大の低気圧の所為だろうか。太平洋から取り込んだエネルギーが、低気圧から止めどなく降ってくる。重い。
昼前のニュースを見た記憶はある。16時頃に目が醒めた時に、メールとご飯のセットをした。そして後は、夫が帰宅するまで飛び飛びでしか記憶がない。重い。何てことだろう。台風が来るとテレビにかじり付く私が、自分が暴風域にいた約7時間の殆どを、寝て過ごしてしまった(しかも昼間なのに)。
行ってしまった台風は、進路上で様々な被害を引き起こし、多くの命を奪って、また太平洋上へ去っていった。そしてまた、南の方には次が来ている。 週明け頃には、また重たいのだろうか。
屋根の修理等は、貴方の命の為にもお早めに。
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・過去の「今日」。
2001年10月20日(土) ダメ人間万歳!
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