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■ 2004年01月06日(火) View after die
実は家族の同意を得ないまま、臓器移植カードを持っている。 脳死状態で生き続けたいとは思わないので、こんな私でも役に立つのなら使えるものは使って欲しい。だから、脳死状態だろうと死後だろうと、臓器提供したいと思う。
でも。
角膜だけは臓器移植に同意していない。 他の臓器はいいのだけれど、角膜―眼だけは、私の体から奪わないで欲しいのだ。 死後の世界があると信じている訳では決してない。でも「そんなものないよ」と私には言い切れない。もし、もしも死後の世界が存在した時、眼がなかったら何も見えないじゃないか。あの世からこの世を見ようにも、大好きな人の顔も見れないじゃない。そんなのは、嫌だ。
何の科学的根拠もないけれど、そんな理由で角膜の提供だけは拒否してしまう私。馬鹿みたいだな、とは自分でも思うのだけれど。
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・過去の「今日」。
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