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■ 2002年09月02日(月) ノートの罫幅にこだわる。 <琴星商事資財帳1>
悪筆の人間にとって、ノートの罫幅というものは非常に重要なファクターである、と私は思う。字の大きい人はA罫、小さい人はB罫、その方が書き易いし見た目も綺麗。そりゃあそうである。 御多分に漏れず私も悪筆(つか癖字)なもので、罫幅にはこだわる。こだわりたい。が、これがそう簡単にはいかないのが、困ったちゃんなワケで。 一般に売られているノートの罫幅は、A罫の7mmとB罫の6mm。普通の人はそれで事足りるし特に不満も無いんだろーけど、私は違う。 私が一番書き易い罫幅、それは、間を取って6.5mmなのである。 たかが0.5されど0.5、7mmでは太く、6mmでは細い。このビミョーな6.5mmというサイズが、私の癖字に一番マッチする幅なのだ。普段意識する域にない僅か0.5mmが、何故斯くも私の字の見た目に響くのか、不思議と言えば不思議である。何しろ0.5mmの違いだから、7mmでも6mmでもどちらでも大差なくそれなりに字は書ける。でも、書き易さといい見た目といい、6.5mm幅にはどーしても劣る。いや、私だけがそう思ってるのかもしれないけど、私の字は6.5mm幅の罫線上に書いた時が、一番綺麗に見える。学生時代の調査ノート(民俗調査に行った時に、話者の話なんかを書き留めるノート)なんて、話しながら記録取ってるから、殆ど速記に近い状態で殴り書きしてたけど、6.5mmだと書き易いから、結果的に(自分が)読み易いし。調査ノートは授業ノートと違って、後からちゃんと読めなければ話にならないので(授業ノートも読めって自分)、読み易いというのは非常に良いことだ。 難儀なのは、6.5mm罫のノートなんてあんまり売ってないところ。たまに1冊200円とか250円とかするリングノートで見かけるので、発見すると特に使途が無くても思わず買ってしまう。だって、次はいつお目にかかれるか判らないもの。気分は個数限定の人気スイーツを店頭で目の当たりにした時にかなり近い。買わねば、見たいな義務感が少〜し生じてる。で、買う。 そんなワケで、取り敢えず暫くはノートに困らないくらいの冊数は買い溜めている。つか、今、普段ノートを使うような生活してないんだけど(爆)。 そーいや、民俗調査員の仕事やってた時の調査ノートって、あれ、ちゃんとレシート取っとけば経費で落ちたなあ・・・。
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・過去の「今日」。
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