きっと どこかで
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2003年12月01日(月) 今年の紅白歌合戦

今年の紅白歌合戦の出場歌手(グループ)が発表された。実に色々なジャンルから出場しているなあと思う。まあ、普段、テレビやマスメディアで名前が良く出る人達が多いのだが、それ以外の方々も最近増えてきているなあと思う。いわゆる、歌謡曲以外からの出演である。テレビに出なくても、人気のある歌手などはいるものだが、そういう人達も、ここ数年、出るようになって、紅白の楽しみがまた一つ、増えてきた感じがする。オペラ歌手の出演は、ずっと続いているけど、今年は、ジャズ歌手の綾戸智江さんが出演するという。ジャズ歌手とあるが、ゴスペルも歌う方である。以前、テレビのトーク番組(古館伊知郎司会のおしゃれ関係)に出た時、興味を持って、ピアノ弾き語りCDを買った。

私の場合は、高校時代、と社会人になってから吹奏楽をしていた関係で、いろんなジャンルの音楽に興味を持つようになった。入っていた吹奏楽団のカラーとかいろいろあるのかもしれないけど、どちらも、ポップス・クラシック・歌謡曲・マーチはやったし、社会人のバンドは、ジャズ好きが多くて、ジャズもやっていた。

実は、ジャズは社会人になってから、やるようになって、聴くようにもなった分野だ。最初は楽譜見てリズムを取るのが難しく感じられた。ジャズ独特のリズムが。他の人の演奏しているのを聴きながら、演奏のフィーリングをつかんだものだ。最初に聴いてから演奏した方が、入りやすかったのかもしれないけど。

その意味で、今我が子達が習っている音楽教室の教材には、レッスン曲の模範演奏CDが付いているのはいいことだと思う。楽譜を見て一から曲の練習をするより、曲を聴いてから楽譜を見て練習に入る方が、ずっと効率がいい。ただ、楽譜から、譜読みをしていって、演奏するという練習も、必要だとは思うが。というのが、アレンジ楽譜の場合だと、よく聴く曲と全く同じではないから、そうでない部分で、とまどってしまうこともある。

また、我が子の教室では、逆のこともやっている。耳コピーとも言われるもので、聴いた曲から、ある楽器の音を聴きとって、譜面に書き取る、ということもしている。これは、ポピュラー系のプロの方など良くされているようで、楽譜の市販されていない曲を聴きとって、そこから、スコアを起こすということも、出来るようにするレッスンかなと思う。

これは、実は、普通の人でも、ある程度は、やっていることなのだ。歌など、覚える時の覚え方がそうだ。たいてい、楽譜をみながら覚えるのでなく、何度か聴いているうちに覚えてしまった、そういう歌も多いと思う。ただ、それを楽譜に書けと言われても、すぐには出来ない事が多いが、そういうことも出来るようになると、いいだろうし、また、歌以外のパートの音も聴きとる能力、譜面に起こす能力も出来てくるといいと思う。


ライム |MAIL

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