天大門日記
S.Tendaimon

yaoiは世界を巣食う・完結編

完結編というか、オマケみたいな話です。
アメリカのサンフランシスコで今月の18日〜20日に開かれる18歳以上のyaoiファンのイベント、『YAOI-CON 2002』の公式サイトを見つけたのです。
興味のある方はこちら

毎年開かれているらしいこのイベントは、日本も少し噛んでるらしい割と大規模なイベントのようです。
さすがアメリカっていうより、日本が少しアメリカよりなんでしょうね。
このイベント参加費は三日間フリーパス券は6ドル、土曜だけだと4ドル、日曜だけだと3ドルらしいです。
このサイトには、開催されるホテルへの行き方、宿泊料金まで書いてあって親切です。
プログラムなんかも載っているんですが、アメリカのイベントの方が楽しそうです。
コスプレやフィクションコンテスト、ビデオ上映、ミュージックライブ、Yaoi作家の鉄人コンテスト等盛り沢山!
そして、日本からyaoi漫画家の新田●●氏もゲストに招いていたり。
日本のイベントよりも充実してるじゃん!(笑)
しかし、このゲスト紹介のページでの「彼女の同人誌はヤフ−で100ドル以上の値が付いている」という言い方は失礼なような気がするんですが…。
アメリカ人にはこう言った方が分かりやすいんでしょうかね?
もちろん、彼女は有名なyaoi漫画家の一人であるとか代表作の説明とかちゃんとした紹介文も載ってますが。

で、このサイトで一番感心したのが「yaoiって何?」のページです。
yaoiについての説明がどわ〜っと長文で書かれているんですが、なんか日本人であるこっちの方が「そうだったのか!」と感心するくらい詳しく分析されているんです。
「yaoiは女(women)の為のポルノではなく、女性(female)のファンタジーだ」と言ってる辺り、よく判ってるなぁと思いました。
そして、yaoiは高等ロマンスで、美しく、真実の愛で…とか続くんですが、ちゃんと、こういうのは現実にはあり得ないし、普通の男には笑われるとも言っています。
本当によく判ってらっしゃる^^;
で、日本でこういうのが生まれたのは、武士社会で実際にあった愛情関係(衆道の事か!?)という1000年の伝統があるからだろうというのです!
歴史的検証…あわわ。
こんなに真面目に論じられると、こっちが恥ずかしくなってきます。
私達は「やおい描いちゃいました。きゃ〜っV」みたいな軽いノリで描いたり読んだりしてるのに…。
自然にやってる行為も(自然にやるな…笑)、こうして分析されると成る程なぁと思いますね。
まぁ、yaoi礼讃のサイトなので、全体的にこういうyaoi文化は素晴らしいみたいに書かれていますが。
そして、ここではパロディについても触れています。
サイバーフォーミュラやガンダムWとか知ったアニメの名前が出て来てドキドキしますよ(笑)。
それから、日本ではyaoiの事を「ボーイズラブ」とか「ジュネ」とか「やおい」と呼ぶと書いてあったりして、もう詳しいったら(笑)。

パロディの事がちょっと出たので思い出したんですが、『少年ジャンプ』の事をアメリカでは『Sounen Hump』って書くんですよね。
「ふんぷ」?「はんぷ」?……なんか配ってくれそうですね(頒布)。

そして、このイベントで笑ったのがグッズです!
Tシャツとかマグカップとかマウスパッドとか売ってるんですが、Tシャツの背中に思いっきり「got yaoi?」ってデカデカとプリントされているんです。
う〜ん、アメリカならでは。
日本なら恥ずかしくて絶対着られませんよ(笑)。


オマケというわりに長くなってしまいました(汗)。

ところで、海外サイトを色々回って思うことの一つに、画像の無断転載っぽいものが気になるんですが…。
とにかくどこかで見た絵が多すぎです。
まずいんじゃないか?と思う反面、そうやって世界に日本マンガが普及していけばいいかななんて思ったりもします(複雑)。


こういったここ数日の私の海外サイト巡りの話をうちの売り子の俊花ちゃんに話したところ…。
「天さんがそういう人だっていうのは前から判ってたけど、とうとう行き着くとこまで行ったって感じ」と、しみじみ言われてしまいました。
そうですかね?





2002年10月06日(日)

Back    Next    New   Diary Index   Home