大袈裟な表題にしちゃったけど、その通りだから仕方ない。 今、五條瑛が大変なことになっているのです。
"第二の高村薫"と思っていたのですが…。 もう、とんでもない化けっぷり。 本家をあっさり越えていってしまいました。
最新作「断鎖」は、もうしょっぱなから飛ばしまくりのすごい話です。 やや裏社会寄りの仕事に就きながら、家族や全てのしがらみから逃れようとあがいている青年が主人公です。 命がけで密入国してくる中国人達と、彼らの間で囁かれている伝説の革命指導者"暁光"。 様々な思惑に翻弄される青年が選んだ道とは…。
眼鏡スキーとしては大ヨロコビな、気になる登場人物も生き延びてますし…。 今後の展開にわくわくしてます。
鉱石シリーズとは違って、さらに五條瑛のやおい嗜好が強く打ち出された傑作と言えましょう。 そして、鉱石シリーズでもお馴染みの"あの人"が、青年を拾いに現れます。
この本は始め図書館で借りたのですが、我慢できなくて自分でも買ってしまいました。 手元に置いておきたい。それだけの価値があります。 ぜひ、読んでみてほしい。 きっとこれから加速して面白くなると思うのです。
現在も続きが雑誌連載中。 先に拾った少年と、今回拾われた青年がどう関っていくのか、非常に楽しみです。 ちなみに少年は"すみれ"と呼ばれています…。 俗に英語で"pansy=すみれ"と言えば同性愛者の受のことを指します。 ま、関係ないとは思いますが。
今年の大穴は五條瑛。 そして児童書では「バッテリー」のあさのあつこですね。 (こちらもそろそろ続きが出るらしい)
ふと五條瑛のコンテンツを作りたくなってしまいました。 本当に超オススメなので、読んでくださいね。
猫達はやはり大暴れで、私は今日もかなり熱を出して寝込んでいるのでした。 明日は晴れだというのになぁ。
あと、見ておわかりかと思いますが。 日記のデザインを変えました。表示も二日間にしてみた。 見づらいとかダメだったら、教えてくださいね。
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